韓国「過激労組」が北朝鮮指令で活動か、最大野党代表にも浮上する“疑惑”李在明民主党代表(右)は、数々の不正行為で検察の捜査を受けているが、北朝鮮の利権に絡む企業や地下組織との関係、北朝鮮との資金のやり取りに関する疑惑にも注目が集まっている(写真は昨年の大統領選前に党首討論に臨んだ尹錫悦氏と李氏) Photo:Pool/gettyimages

「過激労組」の民主労総に
北朝鮮との関係で家宅捜索

 筆者は昨年6月16日に『韓国経済を凋落させた『過激労組』驚きの傲慢ぶり』と題する記事を寄稿し、韓国を左傾化させ、民主主義とはかけ離れた社会に変貌させた要因について書いた。

 その中で、全国民主労働組合総連盟(略称「民主労総」)の「過激な思想と戦闘力は、文在寅(ムン・ジェイン)氏の思想と相まって、韓国に社会主義的な経済体質を導入する原因となった。さらに民主労総による社会秩序を崩壊させるような行為を文在寅政権は取り締まらず、むしろ助長したことから一層傲慢(ごうまん)になり、違法行動も当然のように行うようになった」と指摘した。

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権になり、その民主労総が北朝鮮工作員の指示を受け活動している組織であることが明らかになりつつある。韓国の情報機関である国家情報院と警察(以下スパイ防止当局)は18日、民主労総幹部らが北朝鮮工作員と接触したとして、国家保安法違反容疑で民主労総本部などに家宅捜索に入った。

 さらに後述するが、李在明(イ・ジェミョン)民主党代表の北朝鮮関与疑惑が注目されている。