韓国を左傾化させた
二つの要因
韓国を左傾化させ、民主主義とはかけ離れた社会にした要因はいくつかある。
最大のものは文在寅(ムン・ジェイン)氏のような大統領が誕生したことである。その背景には「民主主義を実現したのは、軍事政権を倒した民主勢力だ」という幻想が未だに韓国に残っており、それが盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領、文在寅大統領時代の左翼思考の教育によって増幅されたことである。
日本では、赤軍派による浅間山荘事件の過激な行動で、全学連などの運動団体の人々から国民の支持は離れていったが、韓国社会では前述のような状況から、未だに革新系の影響力が残されている。しかも革新系の人々は団結心と闘争心が強く、いったん政権に就くと独裁的な政治を行うようになる。それが文在寅政権の独裁政治であり、親北・親中の政権運営につながった。