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健康食生活

夜9時以降の飲酒には
胃や肝臓に優しいつまみを

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第34回】 2013年2月14日
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 1年で一番寒い季節になりました。この冬は一段と寒さが厳しく、体を温めようと遅い時間にお酒を飲む方も多いのではないでしょうか。

前回も書きましたが、どんな生物にも体内時計があり、それを基に内臓やホルモンなどが複雑に働いていることが明らかになりました。夜9時以降の飲食によって得られるエネルギーは、ほとんどが脂肪として貯蔵されることがわかったのです。

 今回は、遅い時間にお酒を飲むときに、体への負担を少しでも軽くするつまみを考えてみます。基本は次の3つ。(1)胃の粘膜を保護する。(2)肝臓に負担をかけない食べ物を取る。(3)解毒効果のあるものを取る。

 まず、飲む前に食道や胃の粘膜を守るために乳製品、キャベツのジュースを取ります。つまみは、酒毒を解消するといわれる林檎の薄切りと一緒に、低カロリーのチーズを選んで食べることをお勧めします。

 次に、肝臓に負担をかけないようにするためには高タンパクで消化のよいものを心がけてください。カキやホタテなど貝類には肝機能を助けるタウリンが豊富です。一緒にカロテン豊富なニンジンやホウレンソウを取るとさらによいですね。ワイン蒸しにした貝類にニンジンのすりおろしドレッシング、ホウレンソウとカキの炒め物など。解毒作用のあるリンゴのジュース、ワカメとタラのスープなどもいいでしょう。

 ここで紹介する野菜のピクルスはチーズを食べるときにお薦めです。チーズの脂肪の吸収を防いで酢が肝の働きを高めます。また、酢は血の巡りをよくする効果もあります。

チーズと一緒にお酒のお供に
撮影/中川真理子

●野菜のピクルス
材料(2人分):
タマネギ1個、ニンジン1/2本、酢・水・白ワイン各100ミリリットル、塩小さじ1、砂糖大さじ2、黒こしょう4~5粒

作り方:
(1)野菜は食べやすい大きさに切る。
(2)ホーローかステンレスの鍋に酢、水、白ワイン、塩、砂糖、黒こしょうを入れてひと煮立ちさせ火を止める。
(3)(1)に(2)をかけて15~30分ほど浸す。

※冷めたら保存容器に入れて冷蔵。2週間程度保存できる。
※黒こしょうの代わりに、加熱後、唐辛子、マスタードを加えてもおいしい。

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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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