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健康食生活

夜9時以降に飲食……
翌朝、あなたを助ける食材は?

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第25回】 2012年5月10日
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 前回でもお話ししましたが、眠っている間にも胃は働いていて、自らを掃除して翌日の食事に備えます。しかし、遅い時間に飲食すると、その働きがうまくできないまま朝を迎えることになってしまいます。また、夜の食べ過ぎは肥満に直結し、さまざまな生活習慣病を誘引します。特に40歳を超えると余剰カロリーはそのまま脂肪となって蓄積されます。

 夜は9時までに消化のよいタンパク質と野菜を中心とした食事をするのが理想。しかし、なかなかそうはいかないのが現実です。

 夜遅い食事は胃に負担をかけるので、翌朝は胃がもたれて気分も不快、脳の働きもいまひとつで集中力が低下します。このような朝には胃もたれを解消し、気分をスッキリさせたいもの。胃の消化を助ける食材でかつ消化の良いものを、飲み過ぎた場合はアルコールの解毒を助ける食材を利用しましょう。

 身近な飲み物ではトマトジュースやレモン汁。どちらも胃の働きを助けます。胸焼けには牛乳にショウガ汁を少々プラスして飲んでみてください。吐き気がある場合は、すりおろしたショウガを白湯に溶かし、ハチミツを少々加えて混ぜたものをお試しください。飲み過ぎた場合は、リンゴのすりおろし、もやしの味噌汁、ここで紹介するワカメスープなど酒毒を取り、水分が補給できるメニューがお薦めです。

 予後も大切ですが、夜9時以降に食事をする場合は、先に野菜をたっぷり食べてからメーンの料理を食べるように心がけると、体の負担も軽くなります。

飲み過ぎにはジュースや汁物で水分補給をし、渇きを鎮めましょう
撮影/中川真理子

● 飲み過ぎた翌朝は 干しダラとワカメのスープ
 
材料(2人分):
干しダラ(すぐ戻るタイプ)20g、ワカメ(塩蔵)20g、緑豆モヤシ50g(1/4袋程度)、水2カップ、酒大さじ2、塩少々
 
作り方:
(1)ワカメは流水でよく洗って塩を落とし、3センチの長さに切る。モヤシは流水でよく洗う。
(2)干しダラは、5センチ幅に切り、適当な大きさに割いて鍋に入れ、水2カップと酒を加えて10分程度置く。
(3)(2)を火にかけ、沸騰したら火を弱めてさらに10分ほど煮る。
(4)(3)にモヤシを加えて5分にてからワカメを加えてひと混ぜし、塩で味を調え、再沸騰したら火を止める。

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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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