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マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー
【第31回】 2013年2月25日
著者・コラム紹介
藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]

私“たち”をスキーに連れてって!
今また、ゲレンデが家族連れで賑うわけ

休眠ユーザーがもう一度振り返る施策を考える

サークル活動のハイライト
恒例冬のスキー合宿

 今年の成人の日は東京で大雪が降り、多くの車が道端で立ち往生している光景を目にしました。私も朝から車で外出する予定があったのですが、天気予報を見て思い止まり、電車で行くことにしたのです。

 しかし、20代の頃の私なら、あの程度の降雪量であれば間違いなく車で出掛けていたに違いありません。当時の私の車には、12月から3月まで常にスタッドレスタイヤが装着され、トランクには必ずスノーチェーンも入っていたからです。

 私が大学生になった1983年当時、多くの学生は入学と同時に何らかのサークルに入会するのが一般的で、中でも人気があったのがシーズンスポーツサークルです。

 これは読んで字のごとく、春秋はテニス、夏はサーフィンやヨット、冬はスキーと、シーズンごとにスポーツを楽しむという非常にゆるい感じのサークルです。当然、筋トレなど体育会系のようなハードな練習は一切行わず、表向きはスポーツをするという名目で集まって、もっぱらその後に行れる飲み会がメインであるようなサークルが大半でした。

 もちろん、きちんと練習をしているサークルも稀にはありましたが……。

 シーズンスポーツサークルの多くは、いわゆる“インカレ(インターカレッジ)”で、男子は主催大学の学生で構成、女子のメンバーは、系列の女子大やその他の女子大の入学式に勧誘に行ってゲットして来る、というのがお約束でした。

 そんなサークル活動のハイライトが、冬の斑尾高原、志賀高原などでのスキー合宿です。団体行動とはいえ、お目当ての相手と公然とお泊りできる絶好のチャンス。合宿に向けて男子はスキーの秘密練習に、女子はかわいいウェア選びに励みました。

 合宿で一日たっぷり滑った後は、宿舎で全員入り乱れ毎晩飲み会。最終日にはスキー場の“ディスコ”でフィーバー(笑)していたのをよく覚えています。

 そんな私たちが社会人となった1987年、伝説の映画『私をスキーに連れてって』(ホイチョイ・プロダクションズ制作、原田知世主演)が公開されました。

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藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]

慶應義塾大学を卒業後、味の素株式会社を経て、92年、フィンランド人の社長と二人でザイロフィン ファーイースト社(現ダニスコジャパン)を設立。素材メーカーの立場から キシリトール・ブームを仕掛け、キシリトール製品市場はゼロから2000億円規模へと成長。07年、株式会社インテグレートを設立し、代表取締役CEOに就任。著書に『どう伝わったら、買いたくなるか』『99.9%成功するしかけ』 『漂流する広告・メディア』講演活動も行っている。integrateGroupウェブサイト:http://www.itgr.co.jp/

 


マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー

インターネットなど双方向メディアの普及に伴い、従来の広告メッセージが届きにくい時代になったと言われます。どんな方法なら消費者とのコミュニケーションが成立するのか。「次世代IMC」を掲げる注目のマーケティング企業CEOがその極意を伝授します。

「マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー」

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