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三菱総研のニューノーマル消費を読む

増える働く女性、高い消費性向…
女性市場が注目される3つの理由
――三菱総合研究所主任研究員 片岡敏彦

片岡敏彦 [三菱総合研究所事業予測情報センター主任研究員]
【第4回】 2013年2月27日
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本シリーズの1~3回では、今後、急速に人口の拡大するシニア市場を取り上げた。4~6回は拡大・多様化する女性消費をどう取り込むかについて検討する。今回はどうしていま女性市場が注目されるのか。その3つの理由を述べる。

男性の雇用者数は減
一方、働く女性は増加

かたおか・としひこ
早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。1993年三菱総合研究所入社。専門は消費者動向分析、市場調査・予測。共著に『フロネシス06「消費のニューノーマル」』(丸善プラネット)、『3万人調査で読み解く日本の生活者市場―ニューノーマルがわかる88のポイント』(日本経済新聞出版社)。

 女性市場に注目すべき理由の1つ目が、働く女性が増加していることである。総務省「労働力調査」をみると、男性の雇用者数は1997年をピークにすでに減少している一方、女性の雇用者は増加を続けていることがわかる(図1)。

 そして、女性の就業率は、将来的にも上昇していくと予測される。

 既婚者においては、共働き世帯数が、片働き世帯を1997年に逆転している。女性が社会とのつながりをもちたいという意識を高めたこと、仕事を通じて自己実現を図りたいと考えるようになったこと、また、妻が働くことで家計を補うようになったことなどが、その背景にある。特にボリュームとして大きいのが、結婚や出産で仕事を辞めた人が、職場に復帰するケースである。

 さらに、シングルにおいては、結婚しないという選択をしたり、晩婚化が、就業率を向上させる(図2)。

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早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。1993年三菱総合研究所入社。専門は消費者動向分析、市場調査・予測。共著に『フロネシス06「消費のニューノーマル」』(丸善プラネット)、『3万人調査で読み解く日本の生活者市場—ニューノーマルがわかる88のポイント』(日本経済新聞出版社)。


三菱総研のニューノーマル消費を読む

リーマンショック、東日本大震災と続いた未曾有の出来事によってもたらされた環境変化は、これまでの社会秩序を覆し、新しい価値観・生活行動(ニューノーマル)を生み出しました。そんなニューノーマル時代における生活者の変化や今後の方向性を、三菱総研が実施する3万人、2,000設問という国内最大規模の生活者定点調査(mif [Market Intelligence & Forecast] )のデータから読み解きます。本コラムと合わせて『3万人調査で読み解く日本の生活者市場』(日本経済新聞出版社)もご参照ください。

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