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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

ダジャレのきっかけを見つけて完成させるまでの
言葉選びセンスが知的かダサイかの分かれ道

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第25回】 2013年3月12日
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ウケなくてもいい、
イケてない人と思われなければ

 1年間お読みいただいてる方なら、たくさん示してきた用例を見て来て、すでにうっすらお気づきかもしれませんね。今回のタイトルの意味が。

 たとえば、あなたがたったいま何人かと話していてダジャレを思いついたとします。うまい具合に話の流れに乗っていえるネタだ。さあ、よきところで話の腰を折らないように言おう! と意気込んでダジャってみたが、あら? 場がスカスカと……。こんな経験はありませんか? 

 何度か書いていますが、ダジャレはウケるためではなく自分の知的能力をアップさせるためなので、ウケなくてもいいんです。いいんですが、でもウケればなおよいし、場が楽しくなるに越したことはない。そして問題は、ダジャレとわかられなかったとか、ウケなかったということより、あなたが「イケてない人」と思われてしまうことなのです。

 まだまだ一般的に「ダジャレを言う人=ダサイオヤジ」みたいな非常によろしくない先入観がハービーハンコック…いや、はびこってますよね。そんな民度の低い人たち(笑)が多いのはしかたない。でも、そんな人から見ても、ダジャレを言ってもダサく思われない人もいるのです。ルックスがいいからとかそんな話じゃなくて、会話や文章のセンスでそれが決まるということ。

 人間そのものはもはや変えようがない。ではダジャるあなたを知的に感じてもらうための最大のポイントは何かというと、これ。

 ダジャレれそうなきっかけワードまでは見えていて、そこからダジャレを完成させようとして選ぶ言葉の微妙な差。そこを見出すセンス。これです。これだけではわかりにくいでしょうから、いつものように用例を示していきましょう。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

40年間の蓄積から導き出した、ダジャレの記号学的構造解析。「ラップもダジャレだ!」ダジャレ界に革命を起こした伝説の書『ダジャレ ヌーヴォー』の著者であり、ダージャリスト、ダジャリエの石黒謙吾が、クリエイティビティの高い知的な言葉遊びをアカデミックに解説。助詞・助動詞を含めてはいけない、かかりの深さ、母音列&子音列の基本活用、差し替え・加減・倒置など構造の14分類、B面という考え方、遠回りの妙、知的なラリー……。単なるお笑いネタとは一線を画す内容は、地アタマを良くし、スマートなコミュニケーション力も。バカなやつほど「さむ~い」、デキルやつは「クール!」

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