日本が「核兵器を廃絶する兵器」をつくる日日本が「核廃絶」への本気度を見せるために、選ぶべき道とは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

「思い切ったことができない」
岸田首相の起死回生の一手とは?

 すでに政権崩壊に近づいている岸田内閣を再生させる、一つの提言をしたいと思います。

 正直、今までの岸田氏の発言や行動から、「それほど思い切ったことはできないのでは」という想いが99%を占めていますが、人間、追い詰められれば思い切ったことができるもの。何もできずにこのまま退散するくらいなら、これから述べるような夢のある(?)発言で評価を逆転してほしいものです。

 ウクライナのクリミア奪還がほぼ確実となった時点で、国連緊急総会が招集され、そこでG7議長国のトップを務めた岸田文雄総理が、緊急発言の許可を得て異例の登壇をするとしましょう。以下は架空のエピソードです。

 冒頭から岸田氏らしからぬ自虐ジョークでスピーチが始まりました。

「私の国内でのニックネームはケントウシです。古くから日本は中国の衛星国でありました。7世紀から10世紀、世界の大帝国であった『唐』のご機嫌をとるための使節のことを『遣唐使』とわが国では呼んでいます。しかし、私の綽名の『ケントウシ』は、私が中国におべっかを使っているという意味ではありません。日本語でケントウとは、考え、研究するということですが、就任以来、いつも『ケントウ』ばかりして、実行や具体的プランが出てこないと揶揄されてきたのです。

 しかし、今日、本日をもって岸田は『ケントウシ』とは呼ばれなくなるでしょう。日本人だけでなく世界が驚く、しかも、私の一生の持論である『原爆廃絶』に関する一大決心と政策を今から申し上げ、ウクライナ戦争後の世界の変革に巨大な寄与をすることを宣言するからです……」

 どうせアメリカにお追従するだけだろうとタカをくくっていた外国人ジャーナリストが慌ててカメラを真剣に岸田氏にズームし、日本の記者たちは血相を変えて、ペンを握りしめ始めます。実際、そこで岸田氏が発した「核廃絶プラン」は、確かに世界を驚嘆させるものだったからです。

「日本は核兵器を全く無力化するレーザービーム兵器の開発に全力をあげ、2026年までに完成、実用化するための計画を立て、そのために巨額の予算を投じることを決定します。

 レーザー兵器というと、一般の方々はSFの世界かゲームの世界でしか使われていないと思っています。しかし、実際には世界各国で開発は続けられ、一部は実用化しています。もちろん、それはまだ短い距離にある物体とか、小さな物体しか破壊できないものですが、開発関係者たちは、いつか、そんなに遠くない先に、数百キロ先の超高速で飛ぶミサイルも、蛇行を繰り返す巡航ミサイルも簡単に叩き落とすことができると断言しています。