小学校受験の準備は、受験する前年の秋から本格化する。多くの人は、テストや面接、行動観察の準備に忙しく過ごし、願書の準備は後回しになりがちだ。しかし実は、願書こそが子どもとその家族の第一印象を左右する上、面接で志望校に聞いてほしいアピールポイントの呼び水ともなる。しかも、願書に記載する教育方針や志望理由を整理しておけば、面接で問われてもよどみなく答えられる。印象的な願書を書くには、どのように情報を整理して準備すればいいのか。そこで、特集『わが子に最強の中高一貫校&塾&小学校』(全46回)の#42では、書籍「『育ちがいい人』だけが知っていること』の著者で「親子・お受験作法教室」を主宰するマナー講師の諏内えみ氏に願書の書き方を聞いた。

【動画中のトピック】
0:55~1:39 なぜ「願書が大事」なのか?
1:40~2:35 なぜ早めに願書の準備をすべきなのか?
2:36~3:10 願書はいつから入手できるのか?
3:11~3:51 願書で落ちることはないのでは?
3:52~5:44 願書を書く前に固めるべき三つのこと「教育方針」「子どもの様子」「志望理由」
5:45~6:47 「教育方針」を固めるポイント
6:48~7:03 「教育方針」のNG表現例
7:04~8:38 「教育方針」のOK表現例
8:39~9:47 「子どもの様子」のOK表現例
9:48~10:25 毎年みんなが書きがちなフレーズ
10:26~11:29 「子どもの様子」のNG表現例
11:30~12:35 印象に残っている良いエピソード
12:36~13:37 「子どもの様子」のOK表現例
13:38~14:02 「志望理由」を固めるポイント
14:03~15:10 志望校やその生徒さんを褒めてもあまり意味はない
15:11~15:39 本当のストーリーを描けるか?
15:40~16:09 「志望理由」のNG表現例
16:10~16:43 「志望理由」のOK表現例
16:44~17:11 熱意をいかに伝えるか
17:12~18:39 書き始める前に気を付けたいこと
18:40~19:55 母親と父親、どちらが書くべきか?
19:56~20:54 字が汚いのは不利……?代筆はありか?
20:55~21:47 書式で気を付けるべきことは?
21:48~23:14 願書は必ず2部以上購入すること!
23:15~23:33 いざ書くとき、どこから取り掛かればいいのか?
23:34~25:07 家族名や住所など基礎情報欄で気を付けるべきことは?
25:08~25:47 固定電話の欄は?
25:48~26:52 志望校から遠方に住んでいる場合は?
26:53~28:04 家族の備考欄には何を書く?
28:05~28:40 家族にOB、OGがいると有利?
28:41~29:56 寄付については付記するべきか?
29:57~31:00 専業主婦の場合は何か付記するべきか?
31:01~31:49 健康状態に書くべきこととは?
31:50~32:33 面接や行動観察に向けて春から準備しておきたいこと
32:34~35:09 「育ちがいい子」のように行動を身に付けるには?
35:10~37:45 親が言葉遣いで気を付けたいことは?
37:46~40:06 口頭試問でよく聞かれる質問と、今から家族で始めたい習慣とは?
40:07~40:59 アピールできるお稽古事は?
41:00~41:40 今日からぜひ始めて!
講師:諏内えみ(すない・えみ)
皇室や政財界などのVIPアテンダント指導を経て、スクールを設立。難関幼稚園、名門小学校の第1志望合格率95%の「親子・お受験作法教室」は、お行儀指導や願書作成、面接対策だけではなく、「にじみ出る育ちの良さと、品」が身に付くと話題に。著書に『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)など。

Key Visual by Noriyo Shinoda