「部屋着でいいや」が口グセの人、今すぐ読んで!“迷子衣類”を生まない整理の鉄則「捨てる服」と「残す服」の見分け方は難しい(写真はイメージです) Photo:PIXTA

衣替えをしていると発掘される
着る機会を無くした衣類

 関東は早くも夏日が増え始め、整理収納サポートの現場でも衣替えを依頼されることが増えてきました。半袖を出して、厚手のニットやダウンコートは片づけて…という入れ替え作業をしていると、かなりの確率で“迷子衣類”が発掘されます。「これ探してたんです!どこにあったんですか…?」「ああ、この服の存在、忘れてました…」。依頼者は、大抵そういう反応をします。

 迷子衣類とは、見失ったり、存在を忘れたりして、着る機会を無くしてしまった衣類のこと。似たような経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 迷子衣類が生まれる原因は「覚えているのが難しい」クローゼットの使い方にあります。だらしない自分が悪い…などと、必要以上に自分を責めないでください。クローゼットさえ整えば、少々片づけが滞ったり、“ちょい置き”するくらいでは、衣類が迷子になったりしなくなります。

 今回は、衣替えをきっかけに、迷子衣類が生まれにくい環境に変える方法をガイドします。