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短答直入

セイコーエプソン社長 碓井 稔
新型ヘッドでプリンタを革新
ビジネス用の比率は3割目指す

2013年5月29日
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2013年3月期は最終損益が100億円の赤字と3期ぶりのマイナスとなったセイコーエプソン。今期はどう立て直すのか。

Photo by Hiroyuki Oya

──今期のインクジェットプリンタの見通しを教えてください。

 前期の販売台数は1400万台ですが、今期は台数減(1330万台)の想定です。伸ばすのは新興国ですが、ここは交換用インクといった消耗品を使ってもらえません。そこで、インクタンクの大容量モデルを発売しました。定着するまでは台数が減りますが、その後は伸びるでしょう。

 先進国ではコンシューマー向けはほとんど増えませんが、ビジネス向けが増加中です。

──現状のビジネス向けプリンタの割合は約2割です。目標は。

 将来は台数ベースで約3割が目標です。ただ、台数ベースは3割でも、売上高ベースでは全体の半分まで伸ばしたいです。

──ビジネス向けは複合機などシェアを持つライバルがいます。

 プリントコストを下げたいというニーズが本質でしょう。インクジェットプリンタで、コストは半分以下になります。もっと速く、大量に印刷したいというニーズに製品ラインアップを充実させることで応えたいですね。

──印刷速度はレーザープリンタのほうが速いという声もあります。

 インクジェットのほうが実は速いですよ。ヘッドを大きくすればレーザーでは実現できないことも可能になります。

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