Digital Experience! TOP>DIAMOND online>マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー
マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー
【第38回】 2013年6月3日
著者・コラム紹介
藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]

「注目のキーワード1位は“檀蜜”」が
瞬時にわかってしまう時代の
“正しい”テクノロジー活用

存在感高まるソーシャルリスニングに後は何が必要か

顧客の生の声がリアルに届く
ソーシャルリスニング

 グーグルが開発した眼鏡型端末「グーグル・グラス」のテスト版が、5月20日頃から先行購入予約をした世界各国のソフト開発者らのもとに届き始めたそうです。

 めがねを通して見える景色にインターネット上の情報を重ねて表示できたり、付随の超小型カメラで撮影した写真やビデオをネット上にアップロードするという一連の操作が、音声はもちろん、フレームに付いた小型タッチパネルを通して実行できるほか、頭を振るなどの動作でも行うことができる、いわゆるウェアラブル情報端末です。

 こうした動きを見ていると、テクノロジーが進化でリアルとヴァーチャル、もしくはデジタルの世界が融合し、その垣根さえもわらなくなるであろうことが予測されます。逆に言えば、アナログ世界では見えなかったさまざまことが、デジタル技術の力で可視化されるようになったと捉えることもできます。

 典型的なのは、「ソーシャルリスニング」です。

 これまではテレビなどのマスメディアで報道された情報が、視聴者にどんな影響を与えたかを正確に知る術は限られていました。ところが、ビッグデータの解析技術が進んできた昨今では、情報の影響力がある程度リアルタイムに把握できるようになりました。

 ソーシャルリスニングは、フェイスブックなどのソーシャルメディアに発信された率直な意見を拾い集めてトレンドを予測したり、自社の商品に対する意見などに焦点を当てて分析し、改善の材料とすることです。

 このソーシャルリスニングをリアルタイムで行えるのが、ヤフーが提供している「リアルタイム検索」です。

1
nextpage
  • PR
  • PR
新着記事
MORE
BackNumber
MORE
ArticleRanking

藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]

慶應義塾大学を卒業後、味の素株式会社を経て、92年、フィンランド人の社長と二人でザイロフィン ファーイースト社(現ダニスコジャパン)を設立。素材メーカーの立場から キシリトール・ブームを仕掛け、キシリトール製品市場はゼロから2000億円規模へと成長。07年、株式会社インテグレートを設立し、代表取締役CEOに就任。著書に『どう伝わったら、買いたくなるか』『99.9%成功するしかけ』 『漂流する広告・メディア』講演活動も行っている。integrateGroupウェブサイト:http://www.itgr.co.jp/

 


マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー

インターネットなど双方向メディアの普及に伴い、従来の広告メッセージが届きにくい時代になったと言われます。どんな方法なら消費者とのコミュニケーションが成立するのか。「次世代IMC」を掲げる注目のマーケティング企業CEOがその極意を伝授します。

「マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー」

⇒バックナンバー一覧