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外資系コンサルの仕事をサクサク片づける法
【第7回】 2013年6月25日
著者・コラム紹介バックナンバー
吉澤 準特 [コンサルタント]

「来週まで」って、いったいいつまで?
トラブルを防ぐたった1つのコツ

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「来週まで」「近日中」。ビジネスシーンでも頻繁に出てくる表現ですが、使い方を少しでも間違えると、大きなトラブルにつながります。正しい使い分けをマスターしましょう。

「来週まで」「近日中」って、
いつまでなの?

「来週までに終わらせます」。
「近日中に、報告します」。

 こうした表現を使ったり、または聞いたことはないでしょうか?しかし、「来週まで」「近日中」には、そもそも明確な期限が存在しません。ゆえに、その期限に対する認識が異なると、思わぬトラブルにつながります。

 「人によって認識が異なる言葉」がコミュニケーション中に登場し、間違った理解によって議論がかみ合わない状況を「空中戦」と言います。

 上記のように、「来週までに終わらせる」と聞いて、「来週月曜朝まで」と捉える人と「来週が終わる金曜の夕方まで」と考える人が当事者同士なら、話がかみ合わないことは容易に想像できるでしょう。また、「近日中」と聞いて、「2~3日以内」と思う人がいれば、「半月以内」と思う人もいます。

 過去に私が経験した「空中戦」を思い返すと、その半分は、期限/頻度・度合いに関するもので占められていました。同じ言葉でも、過小な捉え方と過大な捉え方では大きな開きがあり、誤解の原因になります。

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    吉澤 準特(よしざわ・じゅんとく) [コンサルタント]

    外資系コンサルティングファーム勤務。
    専門領域において、日本支社のリーダーを務め、ビジネスからシステムまで幅広くコンサルティングを手がける。
    プロジェクトマネージャーとして、数百億円規模のシステム運用改善、あるいは組織改革、人材育成に携わることも多い。ITサービスマネジメントの世界基準である、ITIL Managerの有資格者でもある。
    業務が広範囲にわたるため、組織の責任者、中間管理職、現場担当者といった、あらゆる層を対象としたコミュニケーション・折衝の経験が豊富。社内の新人研修責任者を務めたこともあり、新人コンサルタント育成の手法についても詳しい。そうした新人からベテランまでの人材育成経験をベースに、「4つのスキル」("聴く"、"伝える"、"段取る"、"動かす")をコアとする仕事術が誕生した。


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