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24時間じゃ足りないあなたへ 時間貧乏からの脱出法
【第3回】 2010年11月11日
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水口和彦 [(有)ビズアーク取締役社長]

ドラえもんに学ぶ“未来の自分”への仕事振り分け術

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仕事の計画はどうやって立てればいい?
タイムマネジメントは仕事の振り分け術

 手間をかけずにうまくタイムマネジメントを行なうためには、前回述べた「タスクの管理」を含めた計画の立て方が重要です。この「計画」というのは、「仕事の進め方」でもあります。しかし「今週の仕事の進め方を書き出してください」と言われて、スラスラと書き出せる人はほとんどいません。これにも、コツやテクニックが必要なんです。

 まずは『計画を立てる』ということについて、ちょっと考えてみましょう。そこで勘違いをすると、あとあと響きそうですからね。

 私が子供の頃に読んだ『ドラえもん』の中に、時間の使い方について考えさせられる、こんな話がありました。「ドラえもんだらけ」というタイトルの作品です。

 その話は、のび太くんが、溜めこんでいた宿題を明日の朝までにやってほしいとドラえもんに頼みこむところから始まります。どら焼きに釣られて宿題を引き受けてしまったドラえもんですが、朝までに宿題をやるのは大変。そこで、タイムマシンを使って未来の自分を連れてくることにします。大人数(の自分)で取り組めば、宿題もすぐ終わるというわけです。ここまでは、いいアイデアだったのですが……。

 ドラえもんは2時間後、4時間後、6時間後、8時間後の自分を連れてきて、その5人で宿題に取り組みます。ほどなく宿題は終わったのですが、そのあとが大変。安心して寝ついたところに、2時間前のドラえもんが呼びにきます。また宿題が終わって元の時間に戻ったと思ったら、今度は4時間前のドラえもんが呼びにくる……というわけで、結局、朝までろくに寝られません。さらに、最後には疲れ切ったドラえもんが暴れ出してしまいます。これなら、最初から一人で徹夜してやった方がマシだったのかもしれません。

 この話、ドラえもんはどうすればよかったと思いますか? せっかくタイムマシンを使うのなら、2時間後や4時間後でなく、明日や明後日の自分を連れてくることもできます。その方がラクですし、合理的ですよね(もちろん、マンガとしては面白くありませんが)。

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水口和彦 [(有)ビズアーク取締役社長]

1967年石川県生まれ。大阪大学大学院理学研究科修士課程終了後、住友電気工業株式会社に入社。自動車用ブレーキパッドのエンジニアとして、社内トップのヒット商品を開発。エンジニア時代に数々の時間管理手法を試すが、その手法の効率の悪さに納得できず、時間管理について研究を開始。試行錯誤の結果、シンプルでムダのない時間管理手法を確立。これが好評となり、さらに時間管理を普及させるために独立し、現在に至る。ホームページ「時間管理研究所」


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「仕事に追われてばかり」「やりたいことがあるのに、忙しすぎてちっともできない…」。「仕事」や「時間」についての悩みは、現代のビジネスパーソンに共通するものです。時間が足りないという悩みそのものは、今に始まったことではありませんが、その深刻さは年々深まっているように思えます。仕事の結果を出しながら、仕事時間は減らしていく。本当に、そんなことができるのでしょうか?そのポイントを紹介しましょう。

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