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世界がもしご近所さんだったら

都市に移り住んでも生き方はやっぱり「ノマド」!?
経済成長率世界一の国・モンゴルのいま

まがぬまみえ
【第13回】 2013年7月10日
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 世界で今、最も経済成長率の高い国はどこか?意外なことに、これがモンゴルである。

 旧ソビエト連邦の崩壊に伴う1990年の民主化以降、モンゴルはそれまでの社会主義経済を捨て、資本主義経済へと大きく舵を切った。これにより、失業者やストリートチルドレンが急増するなど社会的な混乱が起きたものの、豊富な地下資源とその最大の貿易相手国である中国の経済成長を背景に、毎年10%を超える経済成長率を記録するなど、世界的な注目も高まっている。

 2005年から日本に留学し、現在はある大手商社に勤務するモンゴル人、ツェンドスレン・ドゥルゲーンさん(29歳)の声を通し、知られざる「モンゴルの今」を追った。

40代でも大統領候補
日本より若いモンゴルのリーダーたち

ツェンドスレン・ドゥルゲーンさん(29歳)。2005年に来日し、現在はある大手商社で勤務中

――随分と背がお高いですね。何センチありますか?

 ちょうど190センチです。

――まさか、モンゴル人はみなさん、これくらいが普通とか……。

 平均で言うと、日本よりは若干高いとは思いますが、これが普通ではないです。

――そうですか、そうですよね。ちょっと安心しました。ところで、モンゴルでは最近、大統領選挙が行われ、現職のエルベグドルジ大統領が再選されました。候補者の中には、元モンゴル相撲のチャンピオンもいらっしゃったようですが、モンゴルではやはり、相撲が人気なのでしょうか?

 人気ですね。特に、地方では。メディアがあまり発達していませんから、芸能人よりも有名です。モンゴル相撲では、いったんチャンピオンになったらずっとチャンピオンで、落ちることはない。だけど、彼はそれでも長年勝ち続けて、本当に強かったんです。

――女性が大統領候補に入っていたのも、驚きでした。

 国会議員や企業の上の方に女性がいるのは、モンゴルではそれほど珍しいことではありません。私のイメージとしては、たぶん、女性の社会進出は日本よりも進んでいるんじゃないかと思います。

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世界がもしご近所さんだったら

メディア論で知られるマーシャル・マクルーハンは1960年代、「グローバル・ビレッジ(地球村)」という概念を提唱し、大いなるセンセーションを巻き起こしました。世界がやがて1つの村のようになるという彼の予言はすっかり現実のものとなり、わたしたちに様々な意識変革を迫っています。

物理的・経済的に世界との距離が縮むほど、心理的・文化的には目に見えない摩擦が増えていくもの。村におけるご近所づきあいのコツは、信頼できる茶飲み友だちに聞くのが一番。という訳で、“村の掟”に詳しいご近所さんやその道のツウを探し、訪ねてみることにしました。21世紀を生きるビジネスパーソンには欠かせない、世界との良好なつきあい方を探っていきます。

「世界がもしご近所さんだったら」

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