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経営請負人の時代

グローバル企業の管理職に必要なのは
「信用すること」と「勇気」
――Facebook Japan ビジネス開発責任者・
森岡康一氏【後編】

南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]
【第16回・後編】 2013年7月19日
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全世界で11億人を超えるユーザーを抱えるFacebook。その日本支社でビジネス デベロップメント責任者を務める森岡氏は入社当時、まったく英語を話せなかった。そんな同氏にグローバル企業で働くために求められるスキルや素養を問うと、それは何も特別なことではなく、ワクワクしながら日本のスタンダードを作ることだと言う。前回に続き、「グローバルを考える必要はない、良いモノは自然とグローバルに広がる」と語る森岡氏にお話を伺った。

森岡流・英語攻略術
ポイントは耳を磨くこと

もりおか・こういち
2002年、ヤフージャパン株式会社入社。コンテンツプロデューサーとして主に求人、ヘルスケアを担当。2004年にヤフージャパン社とリクルート社のジョイントベンチャーである株式会社Indivalの設立、サービス立ち上げに参画。2008年ヤフージャパンのオープン戦略を主導するPS本部を立ち上げ企画部長として全社戦略の一角を担う。2010年7月Facebook社に入社し、ビジネス開発責任者として日本市場でのFacebookの成長を進めている。

南 グローバルに活躍しようと思うと英語は必須になりますが、森岡さんはFacebookに入ってから英語を勉強されたのですよね。

森岡 そうです。かなり頑張りましたよ。

南 同じように英語を身につけたいと思っている人は多いと思うのですが、森岡さんならではの英語攻略法はありますか?

森岡 僕、英語を聞いても「ペラペラ」としか聞こえなかったから、辞書すら引けなかったんです。当然、辞書を引けないから発音も分からない。だからまずは、文法を一生懸命覚えてなんとなく英語を読めるようにしました。だけど、読んでいる発音と実際の発音は全く違うんですよね。結局、聞きとれないことには何も始まらないことを知ったので、何を言っているのかが分からなくても、とにかく英語を聞くことに徹しました。するとあるとき単語を聞き取れるようになり、辞書を開くことができたんです。

南 単語が耳に入ってきたわけですね。

森岡 意味は分からなかったけど、今の単語はなんだろうって。辞書を引けたことが、とても嬉しかったです。赤ちゃんと同じで、言葉を聞いているうちになんとなく発音ができるようになるのでしょうね。TOEIC攻略法や文法などの勉強よりも、とにかく最初は音楽のように英語を聞くことが重要だと思いました。

南 なるほど、耳を磨くということですね。

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南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]

1999年、米・タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社し、M&Aアドバイザリー業務に従事。その後、香港・PCCWグループの日本支社の立ち上げに参画。幼少期より興味があったスポーツビジネスに携わるべく、2004年、楽天イーグルスの創業メンバーとなる。チーム運営や各事業の立ち上げサポート後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長などを歴任し、初年度から黒字化成功に貢献。 2007年、株式会社ビズリーチを設立し、代表取締役に就任。日本初の個人課金型・転職サイト「ビズリーチ」を運営。2010年、プレミアム・アウトレットをイメージしたECサイト「LUXA(ルクサ)」を開始。2012年、ビズリーチのアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」をオープン、2013年2月、IT・Webエンジニアのためのコラボレーションツール「codebreak;(コードブレイク)」をオープン。著書に『ともに戦える「仲間」のつくり方』『絶対ブレない「軸」のつくり方』(ともにダイヤモンド社)がある。

 


経営請負人の時代

「経営のプロ」として、社外から登用される社長や役員。彼らの経営哲学、プロフェッショナルなビジネスパーソンになるための秘訣、自身の市場価値を高めるキャリアの磨きかた、若きビジネスパーソンへのメッセージなどを語ってもらうインタビューシリーズです。聞き手は、平均年収1000万円以上レベルの人材と企業をマッチングする会員制転職サイト「ビズリーチ」代表の南壮一郎。

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