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外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法

海外で通用しない人に欠けている「3つの条件」

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]
【第2回】 2013年7月31日
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 この時代に生き残るためには、国内だけを視野に入れているのでは厳しい。これからはまったなしで“グローバル化”しなければダメだ。

 昨今、このようなことが毎日のように雑誌やネット等、あらゆる場面で叫ばれるようになりました。メーカーや商社は何十年も前から日本だけではなく、世界で戦ってきていますが、国内マーケットの成長が鈍化している今、多くの企業ではこれからますます世界をとりに行く、攻めて行く必要性が増しています。

 このような時代ですから、海外進出をしている、これからさらに海外展開を拡大しようとしている企業は数多くあります。それでは、そうした企業から求められる、海外で「仕事ができる人」とはどんな方でしょうか?私は大きく3つの条件が必要だと考えています。

自分で仕事を創ることができる、
プロジェクトを任せられる人

 与えられた仕事だけではなく、自分で発案したプロジェクトや事業を任せられる人――。海外で活躍するためには、まずこのような方であることが重要です。

 海外事業は、ひとつの新規事業という見方もできます。ほぼゼロ、またはゼロに近いところから市場調査をし、事業のニーズを捉え、現地法人の設立から人の採用、マネジメント、さらに法律、税務の日本との違いを押さえるなど、日本とはかなり異なる仕事をたくさん体験することになります。

 できれば企業としては、海外事業の成功体験のある方を駐在として送り込みたいわけですが、そのような成功実績を数多く持つ方が社内にいるケースも少なく、成功していれば、なかなかその駐在エリアも離れにくいでしょう。従って、新たな海外事業にあたって社内で人材を選ぶならば、少なくとも日本で評価が高く、仕事ができる方を選抜し、駐在させることが多くなります。

 その場合、語学力を重視しているかというと、もちろんできたほうが良いでしょう。いまは語学力のある方が沢山いる時代ですが、そのなかでも特に仕事を任せられる人物をアサインすることになります。

 今まで以上に海外事業の重要性が増していますので、アサインされる人材のレベルは、会社のエース級に。さらに、突破力があるとされている方は、声がかかりやすいといえるでしょう。

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高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]

宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービス・株式会社インテリジェンスに入社。同社にて人材紹介事業の立ち上げに参画し、営業、企画、カウンセリングを行う。その後、キャリアコンサルタントチームの運営と教育を任され、人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。キャリアカウンセリングによって適職へと導いた人材は3500名超、キャリア講演回数は100回以上に達する。インテリジェンス退社後、2005年1月、個人と企業をマッチングする人材サービス・株式会社キープレイヤーズを設立。著書に『絶対に後悔しない転職先の選び方』などがある。


外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法

“普通の日本人”にもとっても、「グローバル」が当たり前の時代になりました。英語が話せないから…、海外には旅行でしか行ったことがないから…と躊躇していては生き残れません!この連載では、誰もが無縁ではない「グローバル」と仲良くし、共に生き残る方法を考えます。

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