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認められたい私、認めてくれない社会~「承認不安時代」の生き方~

結婚は「認められる人」だけができる時代!?
独身者が陥る“承認不安スパイラル”の正体

梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]
【第2回】 2013年8月28日
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「強迫観念にとらわれたかのようにメールの返信を急ぐ人」、「Twitterで他人のツイートをパクる人」、「ランチを一緒に食べる友達がいないと思われるのがイヤで、トイレでご飯を食べる人」、「せっかく一流企業に入ったのに辞めて、所得を減らしてでも自分らしい職場を探す人」……。

オジサンには一見不可解な現代の若者に特徴的なこれらの行動。こうした行動を駆り立てる原因を探っていくと、彼らの「認められたい」という思いに行きつくことが少なくない。現代において若者を悩ませる最大の問題は、経済的不安ではない。「認められない」という不安なのだ。

一方で、若者でない世代も含めて、日本に蔓延する閉塞感の正体を探る意味でも「承認」、さらに「承認格差」は、大きなキーワードだと考える。この連載では、経済的な格差に苦しむよりも深刻かもしれない、「“認められない”という名の格差」を考えていこうと思う。

 さて、Twitterで記事をつぶやいていただいたり、筆者の個人アカウントに意見をいただくなど、大変大きな反響をいただいた前回から早1ヵ月。前回はお盆に重なったためお休みとなり、とてもお待たせしてしまいましたが、ようやく第2回の更新です。今後は2週間に1度更新していきますので、ぜひ更新のたびにご一読ください。

結婚していないと不幸になる?
独身者が抱える「2つの承認不安」

 経済的な格差よりも深刻かもしれない、「承認格差」、「認めてもらえない不幸」とは何か。

前回、「承認」には3つの種類があることを紹介した。それは、承認を得たい・得られる他者(相手)との関係性によって、以下のように分けることができる。

<1>親和的承認(主に家族や恋人など、親和的な関係から得られる承認)
<2>集団的承認(職場や学級など共通の目的を持つ集団のなかから得られる承認)
<3>一般的承認(広く社会一般から得られる承認)(※1)

 この3つの概念は、今後ちょくちょく登場することになるので、ご理解いただきたい。

 今回は3つのなかでも「親和的承認」について考えていこう。取り上げるテーマは、家族が現代社会でどのような位置に置かれているか、だ。

(※1)参考図書:「認められたい」の正体/山竹伸二

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梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]

ロスジェネ世代(1981年生)の編集・ライター。フリーライター、編集プロダクション勤務を経て2008年より株式会社プレスラボを起ち上げる。著書に『エレベスト』(戎光祥出版)。web上のニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。「GetNavi」(学研)誌上で『コンビニ研究室』連載中。他に「日経トレンディネット」「COBS ONLINE」「R25」「サイゾー」など主にネット媒体で執筆中。起業したのは旺盛な独立心と言うよりも、むしろサラリーマンの職場における煩わしい人間関係から逃げるため。
ツイッター:@umeda_kazuhiko


認められたい私、認めてくれない社会~「承認不安時代」の生き方~

「強迫観念にとらわれたかのようにメールの返信を急ぐ人」、「ランチを一緒に食べる友達がいないと思われるのがイヤで、トイレでご飯を食べる人」……。オジサンには一見不可解な現代の若者に特徴的なこれらの行動。こうした行動を駆り立てる原因を探っていくと、彼らの「認められたい」という思いに行きつく。この連載では、「承認」をキーワードに、特に若者の間で広がる現代社会の生きづらさの正体を考える。

「認められたい私、認めてくれない社会~「承認不安時代」の生き方~」

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