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ダイヤモンド・オンライン編集長の業界・企業研究の歩き方

知らないと就活に失敗する!?
いい会社、悪い会社の見分け方

原英次郎
【第1回】 2013年11月20日
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 いま就職を考えているみなさんが、就職しようと考えている先は、ほとんどが「企業」だと思います。企業を語るとき、よく「あそこはいい企業だ」、「あれはひどい企業だ」と言われたりしますが、いいとか、悪いとかいうのですから、そこには何らかの基準があるはずです。そこで今回は目に見える数字を中心に、企業を見る基準について考えてみましょう。

 そもそも企業ってなんでしょうか。案外、簡単なようで、パッと答えるのは難しい問いです。マネジメント(経営)の父と言われるドラッカーは、「企業は社会的組織である。それは、共通の目的に向けた一人ひとりの人間の活動を組織化するための道具である」と定義しています。

 企業は大きく分けると、民間が経営する私企業と国や県、市町村などによって経営される公企業があります。多くの人たちが働き、就職を目指すのは、私企業で株式会社という形で経営されている企業です。株式会社は利益を上げることを目的に、財やサービスを生産する人間の集団と言うことができます。以下、株式会社を念頭に企業について説明します。

「あの会社は儲かっている」ってどういうこと?

 それでは、「いい」とか「悪い」とかいう時の基準は何でしょうか。企業は利益を上げることが目的ですから、一般的に考えられている基準は、その企業が儲かっているかどうか、つまり利益が出ているかどうかでしょう。別の言葉では「あの会社は業績がいい」とか、「業績が悪い」と言ったりもします。

 普通、企業を評価するときには、「収益性」、「安全性」、「成長性」の3つの基準で見ます(これに「効率性」が加わりますが、少し専門的なるので、ここでは取り上げません)。

 「あの企業は儲かっている」と言うとき、それは収益性の話をしていることになります。では、儲けのことである利益ってなんでしょうか。実は利益にも種類があることをご存知ですか。

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企業を語るとき、よく「あそこはいい企業だ」「あれはひどい企業だ」、あるいは「あそこはこれから伸びる業界だ」「あそこはもう伸びない業界だ」と言われたりします。いいとか、悪いとかいうのですから、そこには何らかの基準があるはずです。この連載では、記者歴35年を誇るダイヤモンド・オンライン編集長の原英次郎が、就活生のみなさんに役立つ、企業や業界を見極める方法をお教えします。

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