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経済は世界史から学べ!
【第6回】 2013年12月9日
著者・コラム紹介バックナンバー
茂木誠 [駿台予備学校 世界史科講師]

“アベノミクスの「世界史的意味」とは?”
日本で始まった「実験」に、世界が注目している!

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今年の流行語大賞の候補にもなった「アベノミクス」。この経済政策の真価はこれから問われることになりますが、日経平均株価の上昇など、すでにいくつかの成果もあがっています。さて本日のテーマは「経済政策」です。第二次世界大戦から現在までの流れを見ていきましょう。

「第二次世界大戦~現在」までの
経済政策をおさらいする

 1929年から始まった世界恐慌は、デフレ(通貨不足)が原因で起こりました。そこで各国は、財政出動(公共投資)と金融政策(紙幣増刷)で通貨を供給しようとします。高橋是清の財政政策(日本)、ニューディール政策(アメリカ)、シャハトの4ヵ年計画(ドイツ)、やっていることはみな同じです。

 これをイギリスの経済学者ケインズが理論化し、ケインズ主義と呼ばれるようになりました。

 ケインズ主義と第二次世界大戦の軍需景気は、世界恐慌から各国を立ち直らせました。この成功体験から、大戦後もしばらくはケインズ主義の時代が続きます。

 日本では、新潟県の豪雪地帯出身の田中角栄首相が、「裏日本」と呼ばれ、開発が遅れていた日本海側を中心に、高速道路や新幹線で交通インフラを整備し、景気回復と中央・地方の経済格差是正をはかる日本列島改造論をぶち上げました。まさにケインズ主義です。

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茂木誠(もぎ・まこと) [駿台予備学校 世界史科講師]

駿台予備学校世界史科講師。
「東大世界史、難関国立大世界史」等の講座を担当。映像を駆使したストーリー仕立ての講義は、「歴史の流れ」がわかると大好評。予備校の東大受験クラスから初学者まで、あらゆる学力の生徒を教えるテクニックがある。時事問題を歴史的な切り口から考察する『もぎせか館ブログ』を運営するブロガーとしての顔も持つ。

 


経済は世界史から学べ!

本連載は「世界史というレンズ」を通して、経済をより深く理解するというアプローチをとったものです。
経済(お金)に関する事柄は、ある日突然生まれたものではなく、歴史的な必然性を持って生まれます。
ゆえに、その歴史の必然性を知ることで、経済をより深く理解することができるのです。
増税、TPP、円高、デフレ、バブル、国債、恐慌etc。
「そのとき、何が起こっていたのか」という歴史の流れを知ることで、経済の「なぜ」「どうして」がスッキリわかるようになります。
著者は、駿台予備校講師の茂木誠氏。「東大世界史」「難関国立世界史」等の講座を担当する実力派です。
歴史の流れをわかりやすく、そして深く理解させるプロフェッショナルが、「経済を世界史から学ぶ」という試みに挑戦します。

「経済は世界史から学べ!」

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