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デジタル流行通信 戸田覚

コスト面で一体型やノートよりお得
「Studio Hibridデスクトップ」の実力

戸田 覚 [ビジネス書作家]
【第46回】 2008年9月29日
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Studio Hibridデスクトップ
「Studio Hibridデスクトップ」は、まるで分厚い辞書のようなサイズのデスクトップだ

 最近、ノートパソコンが売れに売れている。日本では、2~3年前からそのトレンドが顕著になり、「コンシューマ向けモデルの7割がノート」という状況になっていた。これは、家が狭くて置き場所が限られる日本の住環境なら、十分に納得できる。

 ところが、実は海外でもその傾向が強くなっている。アジアはもとより、アメリカの販売店を見ても、勢いがあるのはやはりノートパソコンなのだ。

 今回は、デルから新しくミニデスクトップが発売されたことに注目した。「Studio Hibridデスクトップ」は、本体のみで197ミリ×72ミリ×211ミリという超小型モデルなのだ。デルだけでなく、他社からも超小型デスクトップがぽつぽつ登場するようになってきた。

 また、日本のメーカーやアップルを中心に、液晶パネルの裏側にパソコンの本体部分を組み込んでしまった一体型も目立っている。このような流れのなかでパソコンの世界がどう変わろうとしているのか、予測してみることにしよう。

 ミニデスクトップや一体型が従来のデスクトップと最も異なるのが、デザインやサイズだ。だが、実は「拡張性が低い」という点が根本的な違いである。

 従来のデスクトップは、ハードディスクか拡張ボードを簡単に増設することができた。だが、最近人気の小さなデスクトップは、このあたりの機能を切り捨てている。つまり、「ノートパソコンと変わらない拡張性」になってきているのだ。

 どうして、最大の特徴とも言える拡張性を切り捨てたデスクトップが登場したのだろう? この理由を想像するのは難しくない。要するに市場のニーズだろう。パソコンを購入しても、特に拡張などしないと考える人が増えたのである。

 もちろん、「ならばノートでよい」という考え方も確かにある。だからこそ、ノートが非常によく売れているのだ。だが、ノートよりも広い画面で作業をしたいと考える人もそれなりにいる。

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戸田 覚[ビジネス書作家]

1963年東京生まれ。ビジネス書作家、コンサルタント。株式会社アバンギャルド、有限会社戸田覚事務所代表取締役。ハイテク、パソコン、成功する営業のコツ、新商品開発、新事業開発といったテーマを中心に、執筆、出版プロデュース、講演、コンサルティングに携わる。ビジネス誌、パソコン誌、情報関連雑誌をはじめとして多数の連載を抱える。
著書に『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』『プレゼンの極意を盗め!』(以上、ダイヤモンド社)、『すごい人のすごい企画書』(PHP研究所)、『仕事で使える!クラウド超入門』(青春出版社)、『LinkedIn人脈活用術』(東洋経済新報社)など多数がある。
著者ブログ:http://www.toda-j.com/weblog/
株式会社アバンギャルドHP:http://www.avant-garde.jp/


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