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消費税増税2014徹底攻略!

ビジネス編(第6回)税務
支払った消費税を取り戻そう!
消費税に克つための3つ手法
――税理士法人サクセスブレイン税理士 田野口和矢

田野口和矢 [税理士法人サクセスブレイン理事・税理士]
【第7回】 2014年1月31日
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ビジネス編第4回では、「消費税の計算方法と増税に関する注意点」についてご説明しました。今回は、「消費税に克つ」と題して、消費税増税を乗り越えるために必要な知識をご紹介します。

1つ目は、支払った消費税を取り戻す方法です。これは、確定申告をすることにより消費税の還付を受ける方法です。2つ目は、他の税制とのタイアップです。消費税増税対策として打ち出された他の税法の優遇措置等を活用することにより、増税による負担分を軽減する方法です。3つ目は、消費税増税から身を守る方法です。消費税が3%から5%に増税されたときに、半数近くの事業者が消費税を価格に転嫁できなかったそうです。「消費税転嫁対策特別措置法」を理解し、消費税増税から身を守りましょう。

確定申告によって
支払った消費税を取り戻そう!

ビジネス編第2回でもお話ししましたが、消費税は間接税であるため、税の負担者と納税者が異なります。納税者は自分の税金を納めるのではなく、他人の税金を預かり税務署に収める、税の回収代行屋さんのようなものです(図1参照)。

 つまり、消費税は「預り金」のような性質を持っています。だから、消費税が8%にアップしても、事業者は、本当は損得ないはずです(図2参照)。

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田野口和矢 [税理士法人サクセスブレイン理事・税理士]

たのぐち かずお/1969年生まれ。上智大学経済学部卒業。大手食品メーカーで営業部門とマーケティング部門を経験した後、2008年に岩木弘勝税理士事務所(現税理士法人サクセスブレイン)に入社。2009年税理士登録。社員税理士として事業承継対策、財務強化支援、人材育成支援などお客様を黒字化するマネジメントドクターとして活動している。


消費税増税2014徹底攻略!

2014年年4月から、消費税率が5%から8%に引き上げられる。さらに1年半後には10%にまでの引き上げも待っている。前回の1997年の引き上げ以来、17年ぶりの消費税増税だけに、どのような影響が出るか、どんな準備をしたらいいのか迷うことも多い。景気にはどのような影響が出るのか、ビジネス上ではどんな準備をすればよいのか、個人の生活はどう守ればいいのか。「マクロ景気」「ビジネス」「個人生活」の3つの視点で、消費税増税を乗り切る「術」を考える。

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