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伝説のコンサルタントが教える! 面白いほど会社の実態がわかる決算書の読み方
【第1回】 2014年3月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
後正武

日産のゴーン改革のすごさは、
決算書を読むとよくわかる!

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企業の実態を知るには決算書を読まなければならないとわかっているものの、決算書に苦手意識を持っている社会人2年目の経太(けいた)くんと有価(ゆうか)さん。2人は会計のプロである尊益(そんえき)先生に、決算書の読み方について教わります。「決算書を読むなんて小学4年生の知識で十分」と豪語する尊益先生の授業、スタートです。

決算書の数字は、
日本式に置き換えて読むことが大事

先生 ここに日産自動車の平成11年度と13年度の損益計算書がある。
ゴーンさんは、平成11年6月に社長に就任し、同年10月に経営再建計画「日産・リバイバル・プラン」を発表した。
ゴーンさんが就任した年とその2年後の損益構造がどう変わったか、まず営業段階で検討してごらん。

経太 ええと、こんなにこまかい数字がごちゃごちゃ書いてあると、正直、何をどうとらえてよいか、わからなくなってしまいます。
とても小学校の算数で理解できないと思います。

先生 そうさね、ヒントをあげよう。
売上げはいくらからいくらになったんだね。

経太 えーと、平成11年度は2,997,020百万円ですが、13年度は3,019,860百万円になりました。(電卓をたたきながら)0.8%しか伸びていませんね。

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後 正武(うしろ まさたけ)

1942年生まれ、東京大学法学部卒業。新日本製鐵勤務中にハーバード大学経営学修士(MBA・ディスティンクション)のち、マッキンゼー・アンド・カンパニー(パートナー)、ベイン・アンド・カンパニー取締役副社長/日本支社長を経て、現在東京マネジメントコンサルタンツ代表。ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授。著書に『伝説のコンサルタントが教える あまりにやさしい会計の本』『意思決定のための「分析の技術」』(ともにダイヤモンド社)などがある。


伝説のコンサルタントが教える! 面白いほど会社の実態がわかる決算書の読み方

決算書を読み解くことは難しい、と思っている人は少なくない。
けれど、「用語の正しい意味」と「経理のしくみ」がわかれば、決算書は小学校高学年(4年以上)の算数で十分に読み解くことができる。
さらに、ひとつの決算書を単独で検討するより、同じ会社の2つの年度を比較したり、あるいは同業他社の決算書を比較したりすれば、会社の実態が浮き彫りになって、面白いほど決算の内容を深読みすることができる。
この連載では、会社の業績を示す「損益計算書」「貸借対照表」「連結決算」を、すべて会話、すべて実例(ケース)で深く、わかりやすく説明する。

「伝説のコンサルタントが教える! 面白いほど会社の実態がわかる決算書の読み方」

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