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部下の能力を120%引き出す「質問」の技術
【第15回】 2008年5月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
齋藤淳子 [(株)コーチ・エィ シニア・エグゼクティブコーチ]

「協調型思考」タイプの部下に対しては、感情的な態度や口調はNG

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 前回の“直感型思考”の「プロモータータイプ」に引き続き、今回は“協調型思考”の「サポータータイプ」とのコミュニケーションの仕方について解説します。

「サポータータイプ」
の特徴

 サポータータイプの人は、周囲の人の気持ちに敏感で、自分自身を抑えても、他のメンバーが協調関係を築くことにやりがいを覚えるタイプです。自分が先頭を切って計画や目標を立てていくよりも、二番手、三番手になって支援していくほうが得意です。

 何かあった時にすぐに動きだすことはせず、他の人はどう行動するか、周囲が自分に何を期待しているかといったことに気を配ります。摩擦や対立を避けようとするために、自分を抑えてしまう傾向があります。

 サポータータイプの人は、どんな質問にも応じてきます。たとえ答えにくかったり、多少不愉快な質問であったりしても、表面にはあらわさず、いつもと同じ調子で答えてきます。しかも常に、これでいいだろうか、答えになっているだろうかと、相手の受けとり方を気にしながら答える傾向があります。

 このタイプの人は、人のことをいつも気にかけていますから、質問者の事情を直感的に感じとって、相手のほしがっている答えは何だろうかと、先回りをしてしまうことさえあります。

(1)サポータータイプの人に有効な質問の切り口

●日頃から評価していることを伝えながら、
 人が気づかないことを聞く

 「○○さんはいつも頼んだ仕事は確実にやってくれるよね。ミスもめったにないし。ところで、後輩の××君はちょっとミスが多いように思うんだけど、実際はどんな様子なの?」

 「今日は忙しいよね。ゴメン、1、2分いいかな? 今度、部屋のレイアウトを変更するんだけど、これで支障がないかどうか、ぜひ意見を聞かせてほしいんだ」

●威圧的な印象を与えないように聞く

 「○○君、教えてほしいことがあるんだ」
「ここまではいいんだけれど、これが違うと思うけどどうかな」

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齋藤淳子 [(株)コーチ・エィ シニア・エグゼクティブコーチ]

立教大学法学部卒。神戸製鋼を経て、1990年MSC(マネジメントサービスセンター)入社。数多くのリーダーシップ研修やコンサルティングを行う。1999年、(株)コーチ・トウェンティワン入社。2001年、(株)コーチ・エィへ。現在は、シニア・エグゼクティブコーチとして、上場企業を中心に経営者・管理職層へのトレーニング、および1対1のコーチングを実施。
コーチ・エィのホームページはこちら


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