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第2次リストラ時代(!?)に贈る 私が「負け組社員」になった理由

育休明けに職場全体を敵に回すハメに・・・。
仕事を放り出す“瞬間爆発”ママさん社員

――権利ばかりを主張して周囲の怒りを買う近藤氏のケース

吉田典史 [ジャーナリスト]
【第25回】 2009年6月8日
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 仕事と家庭の両立――。

 これは働く女性に限らず、男性にとっても、そして独身者にとっても「悩まされる問題」である。少子化が問われる今、会社はこの両立がスムーズにできるように、少しでも環境を整える必要がある。

 ましてや、「仕事と家庭の両立」を求める人に対して、人事評価や配置転換などにより不利益な扱いをすることは、あってはならない。

 しかし、幼な子を抱えた社員がいる職場では、上司や同僚に業務上の負担がかかる場合がある。

 これらの中には、自分が育休(育児休業)に入るとき、あるいは職場復帰した後に、周囲とトラブルを起こしてしまう社員もいる。会社が制度を整えたとしても、そこで働く人たちの感情まではコントロールしてくれないからだ。

 今回は、周囲に対する配慮が足らずに職場の怒りを買い、「負け組」となったママさん社員のケースを紹介しよう。

 あなたの職場にも、似たようなタイプの人はいないだろうか?
 
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■今回の主人公

近藤直子(36歳)
勤務先:首都圏に拠点を構える飲料水メーカー。従業員数約200人。終戦直後に創業し、1990年代まで右肩上がりの成長を続けて来たが、ここ10年ほどは、売り上げが伸び悩んでいる。女性社員が多く、全体の6割を占めている。会社は「女性が働きやすい職場」を作ろうとして来たが、うまく行なっていない。
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(※この記事は、取材した情報をプライバシー保護の観点から、一部デフォルメしています。)

「これじゃ、産婦人科じゃないか!」
職場で愚痴が絶えない理由とは?

 今日は祝日。社内に人はまばらだ。

 営業推進課では、男性社員の声が響く。

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吉田典史 [ジャーナリスト]

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。


第2次リストラ時代(!?)に贈る 私が「負け組社員」になった理由

会社から冷遇され、気がつくと「負け組」となってしまった人たちを毎回取材。彼らの実体験を振り返ることで、企業の冷酷さだけでなく、自己防衛できなかった敗因を分析。第2次リストラ時代で生き残る術を探る。

「第2次リストラ時代(!?)に贈る 私が「負け組社員」になった理由」

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