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これからの日本ブランドの30年にむけて

【新連載】
30年後の未来を見据えた「日本ブランド」への提言

中村正道,矢部宏行,松尾任人,二木純子,西村ゆかい
【第1回】 2014年3月24日
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「日本ブランド」を取り巻く環境

 1984年、世界最大のブランドコンサルティング会社、インターブランドの3番目のオフィスとして東京に設立されたインターブランドジャパンは、多くのクライアントのご支持のもと、設立30年の節目を迎えた。

インターブランドジャパンはこの30年、ブランドコンサルティングのパイオニアとして、日本における「ブランディング」の導入と啓蒙活動、そして業務を通して多くのクライアントのブランディングを支援してきた。その歴史は、バブル経済やリーマンショック、東日本大震災など日本経済全体の大きな浮沈を経て、日本における「ブランド」がビジネスの重要な資産としてマネジメントの対象へと進化を遂げてきた歩みと重なる。

 この間、日本における「ブランド」を取り巻く環境は大きく変容し、それに呼応して多くの「日本ブランド」も進化を遂げてきた。しかし、前途は必ずしも洋々とは言えない。公的債務残高が国内総生産(GDP)の3倍に達するといわれる状況の中で、2008年を境に国内人口の減少が現実のものとなっている。

 日本が、その豊かさを維持し続けるためには、グローバルで高い収益を上げ、多くの雇用を創出し、イノベーションを起こす活力に満ちた民間企業の存在が不可欠である。それはすなわち、世界と伍して戦える“強いグローバルブランド”の育成を意味する。

 グローバルで戦える強い「日本ブランド」の確立に向け、できることは何か。インターブランドジャパンは設立30年を契機とし、今年“Interbrand Japan 30th Initiatives”と題して、日本のこれからの30年に向けた提言を行っていきたい。

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インターブランドジャパンについて
 

インターブランドは、1974年、ロンドンで設立された世界最大のブランドコンサルティング会社。世界27 カ国、約40 のオフィスを拠点に、グローバルでブランドの価値を創り、高め続ける支援を行っている。インターブランドの「ブランド価値評価」は、ISO により世界で最初にブランドの金銭的価値測定における世界標準として認められ、グローバルのブランドランキングである“Best Global Brands”などのレポートを広く公表している。
 インターブランドジャパンは、ロンドン、ニューヨークに次ぐインターブランド第3の拠点として、1983年、東京に設立された。ブランド戦略構築をリードするコンサルタント、ブランドのネーミング、スローガン、メッセージング、ロゴ・パッケージ・空間・デジタルのデザインを開発するクリエイターが在籍し、さまざまな企業・団体に対して、トータルにブランディングサービスを提供している。著書に「ブランディング7つの原則」(日本経済新聞出版社刊)。

インターブランドジャパンについて
 

インターブランドは、1974年、ロンドンで設立された世界最大のブランドコンサルティング会社。世界27 カ国、約40 のオフィスを拠点に、グローバルでブランドの価値を創り、高め続ける支援を行っている。インターブランドの「ブランド価値評価」は、ISO により世界で最初にブランドの金銭的価値測定における世界標準として認められ、グローバルのブランドランキングである“Best Global Brands”などのレポートを広く公表している。
 インターブランドジャパンは、ロンドン、ニューヨークに次ぐインターブランド第3の拠点として、1983年、東京に設立された。ブランド戦略構築をリードするコンサルタント、ブランドのネーミング、スローガン、メッセージング、ロゴ・パッケージ・空間・デジタルのデザインを開発するクリエイターが在籍し、さまざまな企業・団体に対して、トータルにブランディングサービスを提供している。著書に「ブランディング7つの原則」(日本経済新聞出版社刊)。

インターブランドジャパンについて
 

インターブランドは、1974年、ロンドンで設立された世界最大のブランドコンサルティング会社。世界27 カ国、約40 のオフィスを拠点に、グローバルでブランドの価値を創り、高め続ける支援を行っている。インターブランドの「ブランド価値評価」は、ISO により世界で最初にブランドの金銭的価値測定における世界標準として認められ、グローバルのブランドランキングである“Best Global Brands”などのレポートを広く公表している。
 インターブランドジャパンは、ロンドン、ニューヨークに次ぐインターブランド第3の拠点として、1983年、東京に設立された。ブランド戦略構築をリードするコンサルタント、ブランドのネーミング、スローガン、メッセージング、ロゴ・パッケージ・空間・デジタルのデザインを開発するクリエイターが在籍し、さまざまな企業・団体に対して、トータルにブランディングサービスを提供している。著書に「ブランディング7つの原則」(日本経済新聞出版社刊)。


これからの日本ブランドの30年にむけて

 日本経済は世界第3位の規模を誇るものの、「グローバル」における「日本ブランド」のプレゼンスはその経済規模に見合ったものになっているとは言い難い。世界と伍して戦える“強いグローバルブランド”の存在なくして、少子高齢化が加速するこの国の未来はない。
 2020年の夏季五輪大会の東京招致成功は、日本全体が長期的な視点で物事を考え、改革を進める機運をもたらした。私たちはこの機会を逃すことなく、2020年を通過点と捉え、さらにその先を見据えた日本企業のブランドの姿を考えなければならい。
 インターブランドジャパンは設立30年を契機とし、これからの日本の“30年”にむけ、 “強いグローバルブランド”確立のために、「日本ブランド」が今取り組まなければならないことは何か、長期的な視点から、多面的な提言を行う。
 

「これからの日本ブランドの30年にむけて」

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