未来は、テクノロジーではなく
「人間」の時代である

本書は、ガジェットやスマートフォンのアプリケーション、人工知能などを説明する本ではない。もちろん、こうしたテーマも取り上げはするが、それがメインではない。本書は、技術に関する本だ。

だがさらに重要なこととして、本書は人間に関する本であり、人間がそれぞれの環境のなかで、今まで、そしてこれからどのように技術と関わり合い、どのように技術を導入、適用、活用していくべきかを論じた本だ。そして何より、本書はデジタル新時代を導く人間の手の大切さについて語った本である。

技術は無限の可能性を秘めているが、それがよいことに使われるか、悪いことに使われるかは、まったくもって人間次第だ。

機械が人間を乗っとるなどという戯言は忘れよう。

未来に何が起こるかは、私たちにかかっている。


以上が書籍『第五の権力』の序章です。
書籍の中では、より具体的に、世界で何が起こり、そして今後はどういう展開が「デジタル新時代」に待っているかについて語られています。
昨今の国際政治、経済、グーグルほかテクノロジー企業に関するニュースと照らし合わせて、今彼らにはどんな未来が見えているのか想像してみるのも面白いかもしれません。


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第五の権力
Googleには見えている未来

グーグルの未来予測。2025年、デジタル新時代は<br />テクノロジーではなく「人間」の時代になる

グーグルは世界をどう見ているか、
そしてどんな未来を創ろうとしているのか。

  グーグルは世界をどう見ているか、そしてどんな未来を創ろうとしているのか。Google会長エリック・シュミット初の著書。2025年「世界80億人がデジタルで繋がる世界」の先にあるのは分断と新しいコミュニティの形成だった。デジタル新時代、新しい権力を手にした市民が向かう先は?全米ベストセラー待望の翻訳!

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