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まだ内定ゼロ!子どもの就活で親がやって「良いこと」「悪いこと」 竹内謙礼

なぜ「父親と仲が良い子」は面接に強いのか

竹内謙礼 [販促コンサルタント]
【最終回】 2014年5月29日
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 『お父さんと仲が良い』と答える歯科衛生士は、年配の患者さんと接するのが上手な子が多いんですよ――。

 以前、歯科衛生士を採用するポイントを、知人の歯科医師に尋ねたところ、こんな言葉が返ってきた。面接の際に「お父さんと仲が良いですか?」と尋ねることを、その歯科医師は、毎回、心掛けているという。もちろん、相手の家族構成や事情などを聴いた上での、失礼のない範囲の質問であることは大前提。そして、その回答は大きく二通りに分かれるという。

 「とても仲がいいですよ」
 「あんまり仲良くないですね」

 最初、私にはこの質問の意図がよく分からなかった。しかし、その後の説明を聞いて、父親の立場で考えると「なるほど」と納得するところが多々あった。

 「父親と仲の良い子は、年配者とのコミュニケーションに慣れているんですよ。対して、父親とあまり仲がよくない子は、年配者とどうやって接すればいいのか慣れていない。そのせいか、ちょっと戸惑ってしまうところがあるんじゃないでしょうか」

 その歯科医師は、そういいながらも、「まぁ、父親が好きだという子に対して、贔屓目な気持ちが出てしまうところがあるんですけどね」と笑いながら言葉を繋いだ。

「父親」という模擬面接官を通じて
コミュニケーション力を磨く子どもたち

 今回、内定を3つ以上獲得した人100人と、内定0個だった100人に対してアンケート調査を行い、父親とのコミュニケーション量が、就活にどのような影響を与えているのか調べてみることにした。

 内定を3つ以上獲得した人は、父親と「よく話す」「普通に話す」の合計が72%なのに対して、内定0個だった人は59%と、13ポイントも低い結果となった。

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竹内謙礼 [販促コンサルタント]

たけうち けんれい/1970年生まれ。経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行う。日経MJにおいて毎週月曜日「竹内謙礼の商ビズNOW」を連載中。著書に『消費税を逆手に取る販促テクニック』(双葉社)『安売りしないでお客をがっちりつかむ技術』(日本経済新聞社)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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まだ内定ゼロ!子どもの就活で親がやって「良いこと」「悪いこと」 竹内謙礼

就活はいわゆる個人戦であって、団体戦ではない。どんなに大学が就活に力を入れていても、面接会場にいけば、大学名は学歴を判断するためのシグナルのひとつでしかないからだ。。では、“就活に強い子”とはいったい何なのか?この連載では、内定がなかなか取れない子を土壇場で“就活に強い子”にするために、親がすべきこと、すべきではないことを紹介していく。

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