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金谷多一郎Golf 熱血!セオリー演習

アプローチは右手の親指を
クラブの真上に置く

金谷多一郎 [プロゴルファー]
【第18回】 2008年2月22日
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 ゴルフスウィングは、クラブヘッドを加速させながら球を打つことが基本ですが、アプローチやパッティングは例外です。単にクラブを速く振ればいいわけではなく、ヘッドスピードをコントロールして、距離感をつくることが求められます。そこで今回は、ショートゲーム限定のちょっとしたテクニックを紹介しましょう。

通常は右手親指をクラブの左側面に当てて握るが、アプローチの場合は真上に乗せて、クラブをつまむように握る

 ポイントは、体と腕の同調性です。ダウンスウィングでは、クラブが加速しがちになりますが、いかに体と腕を同調させて、クラブをゆったり柔らかく振り下ろすことができるか。ある意味、アプローチにはドライバーと正反対の動きが要求されるわけです。

クラブを握るときの右手親指のポジションが、アプローチの距離感をつくるキーポイントだ

 同調性を高めるためには、体とクラブのジョイント部分である「グリップ(クラブの握り方)」に注目しましょう。グリップにはクラブを加速させやすい握り方と、コントロールしやすい握り方があります。一般的に、左手はフェースをコントロールするという舵取りの役割、右手は力の増幅を調整するアクセルの役割を持っています。そこで左手は同じように握ったまま、右手の握り方だけを変えることが秘訣です。

 ドライバーのように、右手親指をクラブの左側面に置く(親指と人さし指を離す)と、クラブが横に動きやすくなり、ダウンスウィングでクラブヘッドが加速します。これはクラブの慣性がかかるときの強いグリップといえます。

 その右手親指をクラブの真上に乗せて、指の腹でクラブをつまむように握ってみましょう。こうするとヘッドスピードがコントロールしやすくなり、リズムを変えずに、クラブをゆったりと振り下ろすことができるのです。

体と腕の動きを同調させて、クラブをゆったり柔らかく振り下ろし、ヘッドスピードをコントロールする

 ドライバーショットなどでは、ダウンスウィングで下半身が先行し、上半身が遅れて動きますが、アプローチでは体の全部がクラブと同調して下りてくる感じが理想的です。右手親指を真上に乗せてクラブをつまむように握ると、その感覚がつくりやすくなるので練習してみてください。

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金谷多一郎 [プロゴルファー]

1960年1月2日生まれ、東京都出身。84年プロ入り。卓越した理論とわかりやすい指導法が人気のカリスマコーチ。数々のメディアで活躍中。


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