男のスメルマネジメント
出世する男の薬膳デオドラント 池田陽子
【第2回】 2014年6月30日
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池田陽子 [食文化ジャーナリスト/薬膳アテンダント]

ニオイを放置すれば重病につながる危険性も!?
汗っかきな人、血液ドロドロな人の体臭対策

 こんにちは。薬膳アテンダントの池田陽子です。

前回から、この蒸し暑い季節には特に気になる体のニオイを薬膳の考え方によって撃退する、「薬膳デオドラント」をご紹介してきました。

 薬膳的「デオドランド」は、それぞれの方の体質にあったタイプ別の食養生が必要です。前回は、「水分過剰タイプ」の対策をお話しましたが、今回は、脂肪と汗がニオイを倍増させる「熱タイプ」とドロドロ血液がニオイの元の「血行不良タイプ」についての対策を紹介します。

脂っこいもの大好きで汗っかき!
怒りっぽくてイライラしている「熱タイプ」

 まず、「熱タイプ」について、お話しします。下記のチェックリストで自分が熱タイプかどうか、確認してみましょう。

【熱タイプ】
□ 汗をよくかく
□ 食欲旺盛、早食い
□ 食べると汗をかいたり、顔が赤くなる
□ 赤ら顔
□ 油っこいもの、辛いものが好き
□ 汗をかきやすい
□ 冷たい飲みものが好き
□ 便秘、便が固い
□ 怒りっぽい
□ 舌の色が赤い

 いくつあてはまりましたか?もし半数以上あてはまれば、体内に余分な熱をためこむことが原因で体臭を引き起こすタイプ。肉や揚げものなど「茶色フード」が大好き、野菜嫌いの脂肪過剰摂取系、なおかつ早食い、食べ過ぎ、お酒も大好きという人に多く見られます。過剰な熱がニオイを放ち、なおかつ汗をかきやすく、その量も多いので、さらにニオうという「悪臭二段重ね」になりがちです。

 食べ過ぎ、脂っこいものの取り過ぎで当然、中性脂肪も高く、肥満気味。このタイプは、体内にこもった熱のせいで水分を消耗するため、いつものどが渇き、冷たいものが大好きな傾向があります。 

 ためこんだ熱は体内に悪影響を及ぼします。身体に炎症を引き起こしやすいいため発熱、のぼせ、目の充血、吹き出もの、発疹、口内炎などのトラブルが現れがち。

 熱が腸を乾燥させるため、便も乾燥して便秘になりがちです。水分が不足するため尿の量も少なく、黄色い濃い尿で、出尽くしていないような残尿感があることも。

 また、怒りっぽくてイライラしやすい傾向もあります。高血圧、肝炎、肝機能障害にも注意したい体質です。


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池田陽子[食文化ジャーナリスト/薬膳アテンダント]

宮崎生まれ、大阪育ちのアラフォー。立教大学卒業後、出版社にて女性誌、ムック、機内誌などの編集を手がける。取材を通して、カラダとココロの不調は食事で改善できるのでは?という関心から国立北京中医薬大学日本校に入学し、国際中医薬膳師資格取得。自身の体調の改善、美容効果などをふまえてふだんの暮らしの中で手軽に取り入れられる薬膳の提案や、漢方の知恵をいかしたアドバイスを、執筆、講習会などを通して行う。また、日本各地の食材を薬膳的観点から紹介する活動も積極的に取り組み、食材の新たな魅力を提案、発信を続け、食文化ジャーナリストとしての執筆活動も行っている。著書に「ゆる薬膳。」(日本文芸社)「缶詰deゆる薬膳。」(宝島社)、「『ゆる薬膳。』はじめたらするっと5kgヤセました!」(青春出版社)などがある。
■HP:www.yuruyakuzen.com
■Facebook:https://www.facebook.com/yoko.ikeda.79

また、鯖をこよなく愛し、日本全国・世界のさば、さば料理、さば缶を楽しみ、さば文化を語り、さばカルチャーを発信し、さばで日本各地との交流をはかることを趣旨に活動している「全さば連」(全日本さば連合会)にて外交担当「サバジェンヌ」としても活動中。
■全さば連HP:http://all38.com
■FACEBOOKページ:http://www.facebook.com/mackerel.cava  

 


出世する男の薬膳デオドラント 池田陽子

これからますます蒸し暑くなり、体臭が気になる季節を迎えます。そこで提案したいのが、薬膳の考え方を取り入れた体臭撃退術「薬膳デオドラント」です。薬膳というと「生薬を使った難しい料理」と思われがちですが、そんなことはありません。生薬は不要です。ランチでも居酒屋でも賢く食材を意識してチョイスすれば大丈夫。忙しいビジネスパーソンでも実践できるゆる~い「薬膳デオドラント」をご紹介します。

「出世する男の薬膳デオドラント 池田陽子」

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