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これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座

一歩間違えれば落とし穴にはまる!
「ご縁転職」の意外な注意点

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第26回】 2014年7月28日
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取引先の社長から直接お誘いが!
しかしそこには思わぬリスクも……

 優秀な人が「いまの会社、辞めようかな」と言うと、すぐ周囲から「うちに来ませんか」と声がかかります。あるフィールドのなかで優秀と認められている人は、転職活動をしなくてもそうやって知り合いから声をかけられ、転職していく人が少なくありません。

 これは「ご縁転職」と呼ばれるパターンで決して悪くない話に思えますが、意外と落とし穴があるものです。実際、我々コンサルタントが転職志望者と面談をしていると「知り合いに声をかけられていまの会社に転職したのですが、結局うまくいかなくて……」というケースに出合うことはけっこうあります。

 ご縁転職がうまくいかなかったパターンでよく見かけるのは、「取引先の社長に声をかけられて」という転職です。あまり周囲から声をかけられた経験のない人が取引先の社長から直接誘われて舞い上がってしまい、事前に大事なことを確認せず転職するため後悔する結果になってしまうのです。

 とくにこのパターンが多いのは大企業出身者です。なぜなら、大企業出身者は性善説の人が多いからです。性善説に立って重要な点を確認しないままポジティブな想像をして、過剰な期待を持って転職するため、入社してから「話が違う」ということになるのです。

 また、プロジェクト部隊の先輩だった人から転職の誘いがかかったようなケースも、条件面や仕事の内容について納得するまで話をしていないことがよくあります。細かく話を詰めようとして「お前、俺を信用していないのか」と言われるのを恐れ、これまた重要なことを確認せずに転職してしまっているのです。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


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かつては「35歳が限界」と言われた転職。しかし今では35歳以上のビジネスパーソンも転職ができる時代に変わりつつある。そんな35歳以上の大人が転職する際、人生の重要な決断を失敗しないためには、どのように行動すればよいのだろうか。これまで数多くの人の転職を成功に導いてきたキャリアコンサルタントの丸山貴宏氏が、実践に役立つ35歳以上の転職ノウハウを教える。

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