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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

昭和の横丁で、半熟玉子と日本酒を味わう 大山酒場(大井町)

浜田信郎
【第18回】 2008年6月20日
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 東小路・平和小路という昭和の匂いを残す横丁のある街、大井町にやってきました。大井町駅の北口改札を海側に出ると、そこが東小路の入口。そのすぐ横に、昭和29年創業の老舗大衆酒場、「大山酒場」があります。

 店の横の小さな路地を入ったところに入口があるのも、なにやら隠れ家的でおもしろい。半分すりガラスになった扉を開いて店内に入ると、店は左右に横長く、その両側に大きなL字型カウンターが翼を伸ばしたような形で広がっています。右側のフロアにはテーブル席も何卓かあり、2階にもテーブル席がある造り。

 そのカウンターの一角に腰をおろし、まずは瓶ビール(大瓶、560円)と湯豆腐(350円)を注文します。ビールは、アサヒとキリンから、今日はキリンを選択すると、すぐに出される一番搾り。よく冷えたビールをトクトクとグラスに注いで、本日の1杯目をググゥーッと。あぁ、うまいっ。この1杯が、まさに甘露ですねぇ。

 「大山酒場」のカウンターの椅子は、牛丼屋などの椅子と同じように、丸い棒で床に固定されたもの。勝手に場所を変えることはできません。長年の使用で、木製の座面が凹むようにすり減っているのにも歴史を感じます。

 湯豆腐は、豆腐にカツオ節と刻みネギをのせて、ポン酢醤油をかけたシンプルなスタイル。飲み始めのお腹がすいているときに、温かい豆腐がいいつまみになります。

 ここ「大山酒場」は、玉子料理の種類が多いのも特徴のひとつ。オムレツだけでも実に9種類(500~600円)も用意されているほどです。

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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