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ミドルマネジャーのための「不機嫌な職場」改革講座

パワハラ上司の“毒”を浴びるべからず!
部下と職場を守るための「ミドルの心得」

高橋克徳 [(株)ジェイフィール代表],重光直之 [(株)ジェイフィール取締役]
【第11回】 2009年12月9日
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 ミドルマネジャーにも当然、上司がいます。その上司が、いつもブレずに方向を示してくれる人であったり、どんなに忙しくても相談に乗ってくれる人であったり、普段は仕事を任せてくれるけれども「ここぞ」というときには頼りになる人であったり――。そんな上司だったら、ミドルの仕事もかなり楽になるはずです。

 ところが実際には、そんな理想的な上司とは言えない人たちに振り回されたり、あるいは何もしてもらえなくて困っている人も多いのではないでしょうか。

 それどころか、いつも高圧的で、事あるごとに否定的なことや批判的なことを言われて、「本当にこの上司から離れたい」と思っている人もいるかもしれません。

 どんな人にとっても、上司との付き合い方は、自分が会社生活を送る上で一番厄介であり、一番気を遣うものです。それはミドルにとっても同じです。

 でも、ミドルになるともう1つ考えざるを得ないことがあります。それは、「その上司の指示や行動が職場のメンバーにどう影響を与えるか」を、常に考えなくてはいけないことです。

 そのまま伝えたら、メンバーが振り回されて、やる気をなくしてしまうケースもあるでしょう。そんな指示や行動を、ミドルの人たちはどう受け止めて、どうやってメンバーに伝えたらよいのでしょうか。

 今回は、こうした「難しい上司」や「横暴な上司」に、ミドルだけでなく職場全体が振り回されないように、どう対処したらよいのかを一緒に考えて欲しいと思います。

「追い込み」「振り回し」が常態化!
パワハラ上司から職場を守るには

 ミドルにとっての上司は、部長や事業部長、あるいは役員クラスの場合が多いと思います。そういう意味では、かなり組織的な影響力のある人たちです。

 そこまで昇進した人なので、実績のある人でしょうし、弁が立つ人も多いでしょう。実際に、自分の仕事だけでなく、周囲を支えたり育てたりできる人がきちんと昇進している会社であれば、高圧的な振る舞いや人を追い込むような上司はそれほど多くないはずです。

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高橋克徳 [(株)ジェイフィール代表]

野村総合研究所、ワトソンワイアットを経て、ジェイフィールの設立に参加。組織における感情問題の解決や組織活力向上のコンサルティングに全力を注ぐ。多摩大学講師など、多方面で活躍。共著の『不機嫌な職場』(講談社)はベストセラーとなる。
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重光直之 [(株)ジェイフィール取締役]

株式会社ニイタカ、社団法人日本能率協会を経て現在に至る。ヘンリー・ミンツバーグ教授との出会いを機に、ミドルマネジャーを元気にする「リフレクション・ラウンドテーブル」を日本に導入し、プログラム開発とファシリテーターを担当。「感じる研修エンジニアリング」の普及にも力を入れ、スキット研修、演出家を招いての役作り研修など、多彩に展開中。

ホームページ:http://www.j-feel.jp(日本語)

 


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職場のコミュニケーションが崩壊し、社員の対立や生産性の低下に悩むミドルマネジャーが急増しています。ベストセラー『不機嫌な職場』の著者と「ミドル再生」を専門とする同僚が、管理職が不機嫌な職場を改革するための知恵を徹底指南します。

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