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“ちょい飲み”を大展開!
起死回生目指す吉野家の挑戦

週刊ダイヤモンド編集部
2014年9月24日
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 赤ちょうちんのあるドアをくぐり抜けて階段で2階に上ると、まだ夕方の6時だというのに店内はほぼ満席だ。1人客が多く、テレビのスポーツ番組を観戦しながら、ビールのほか、豆腐や牛皿など1~2品をつまんでいる。

吉野家が始めたちょい飲み業態は、吉呑みの赤ちょうちんが目印となっている
Photo by Ayako Suga

 ここは、吉野家が始めた「吉呑み」。メニューは生ビール310円、まぐろ刺身300円、メンチカツ350円など。もちろん、吉野家の牛皿も250円で提供されている。客単価は「1000~1500円ほど」(吉野家)だ。

 客の滞在時間は、「通常の牛丼業態より長い」(同)が、居酒屋よりは短いようで、サッと飲んでは次々に席を立っていく。まさに“ちょい飲み”業態なのだ。

 1号店はJR神田駅店。周辺はビジネス街で、立ち飲み屋や居酒屋が多数ひしめく激戦エリアでもあり家賃も高かった。そのため、夜間の売り上げが足を引っ張り、赤字続きだった。

 ところが、昨年7月から試験的に吉呑み業態を始めたところ、夜間の売上高が前年同期比で4割もアップ、たちまち黒字の優良店となったという。

 この結果を受けて、吉野家では吉呑みの水平展開を決断。西五反田一丁目店、東京八重洲通店など次々に店舗を増やし、9月末には11店体制となる。いずれも好調で、オープンから30分で満席になってしまうことも珍しくない。

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