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仕事も、生き方も突然変わる すごいブランディング発想

「論理」と「直感」の交わる部分がアイデアのすみかになる!

ロジック&マジックという考え方

宇佐美清 [ブランディング・ディレクター【USAMIブランディング株式会社代表/MUSB代表取締役】]
【第6回】 2008年1月9日
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 ビジョンを持つことの大切さを、前回(第5回)は話しましたね。ブランドについて、それが「あなたブランド」であれ、一般的な製品ブランドであれ、ブランディングの出発点でビジョンを持つことは何よりも大事です。

 前回登場したCEOのTさんが言っていました。ブランディングはGPSであると。確かに、目的地を決めなければ、GPSは役に立たない。どこへ向かうのか、まず、はっきりさせましょう。

 今回の話は、そのブランディングプロセスについてです。ブランディングは大きくふたつの部分から成立しています。戦略部分と表現部分です。連続しているけど、明らかにちがうものです。

 ちがいを簡単に言えば、考えるのが戦略部分、それをカタチにするのが表現部分です。戦略には左脳を使い、論理的で一貫性を重くみます。表現には右脳を使い、直感的で飛躍性が大事です。とはいえ、両方が交わる連結部分は実は双方が入り混じっています。このクロスゾーンこそが、アイデアのすみかでブランディングの肝です。

 また、広告会社の職域でいえば、戦略はアカウントプランナーで、表現はクリエイターの受け持ちです。ここがまた問題になるところです。

 男の子の遊びのように、地面に棒切れで線引きしてここからはお前の陣地、ここからは俺の、という縄張りを決めると大体はケンカになったでしょう。なぜか、大人になっても同じ。線を引くと、国境だろうと隣との境だろうと、狭い机の上だろうと、みんな争い始める(笑)。

 これは大事な話なので、いつか戻って話しましょう。ここではプランナーだろうと、クリエイターだろうと関係ない、ブランドの前では論理も直感も両方必要、とだけ言っておきます。

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宇佐美 清 [ブランディング・ディレクター【USAMIブランディング株式会社代表/MUSB代表取締役】]

1950年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。博報堂、レオバーネット協同、マッキャンエリクソン、JWTトンプソンなどを経て、2006年MUSB設立、2007年USAMIブランディング株式会社を設立。ブランド戦略に関するコンサルタント、企業研修などを行う。著書に『USAMIのブランディング論』(トランスワールドジャパン)。


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