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データサイエンティストの冒険

デジタルネイティブ世代が繰り出す
地方創生の秀逸なアイデアに驚く

工藤卓哉 [アクセンチュア]
【第13回】 2014年10月15日
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 「デジタルネイティブ(Digital Natives)」という言葉をご存じでしょうか。アメリカ人作家のマーク・プレンスキーが2001年につくった造語で、80年代の終わりから90年代の初め以降に生まれ、子どものときからインターネットやPC、ゲーム機器に囲まれ育った世代を指します。

 このような若者たちの親の世代とは異なり、ITをまるで母国語を話すように使いこなすことから、この呼び名が付けられました。まさに現代の申し子であり次の世代を担う若者たちです。当然、私もデジタルネイティブ世代の若者たちには大きな期待を寄せています。

『第2回データビジネス創造コンテスト』のWebサイト

 私が所属しているアクセンチュアと慶應義塾大学SFC研究所が中心となって企画している『第2回データビジネス創造コンテスト』(Digital Innovators Grand Prix/以下・「アクセンチュアDIG」)は、そうした期待の世代が輝いてもらうための舞台として提供しています。

 今回のアクセンチュアDIGでは、高校生から大学院生までの若者たちが参加します。神奈川県、佐賀県、会津若松市(福島県)、鯖江市(福井県)、流山市(千葉県)の2県5市の地方自治体が公開を進めているオープンデータや、ソーシャルネットワーク上で展開されているデータなどを掛け合わせて、これらの自治体政策の変革に資する斬新な着想と、データ分析の精度、論理展開の巧みさ、そして具体的な施策提言の内容を競い合います。

『第1回データビジネス創造コンテスト』の最終プレゼンの模様は、本連載の第12回でもご紹介していますのでそちらもご覧ください。

有力10チームが
一次選考を通過

 すでに第一次選考は2014年9月8日に終了し、本選出場を決めた10チームは、次の関門である2014年10月27日までの本選データ検証と、2014年11月8日に行われる最終プレゼンに臨みます。慶應義塾大学の村井純・環境情報学部長 環境情報学部教授が審査委員長を務め、私も審査員に加わり最優秀チームを決定します。

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工藤卓哉[アクセンチュア]

Accenture Data Science Center of Excellence 北米地域統括 兼
アクセンチュア アナリティクス日本統括 マネジング・ディレクター
慶應義塾大学を卒業しアクセンチュアに入社。コンサルタントとして活躍後、コロンビア大学国際公共政策大学院で学ぶため退職。同大学院で修士号を取得後、ブルームバーグ市長政権下のニューヨーク市で統計ディレクター職を歴任。在任中、カーネギーメロン工科大学情報技術科学大学院で修士号の取得も果たす。2011年にアクセンチュアに復職。 2016年4月より現職。 データサイエンスに関する数多くの著書、寄稿の執筆、講演活動を実施。


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