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今季のJリーグが終了。優勝、残留、昇格争いに
老舗「オリジナル10」に含まれるチームが絡む

相沢光一 [スポーツライター]
【第327回】 2014年12月9日
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 J1リーグの2014年シーズンが終わったが、優勝争いもJ1残留争いも紙一重の差での決着。該当クラブのサポーターにとっては喜怒哀楽が交錯する90分間だった。

J1優勝は実質ガンバ大阪vs浦和
浦和は千載一遇のチャンスを活かせず

 まず優勝争い。可能性は3位の鹿島にも残っていたが、勝点2の差があり上位2チームが負けるか引き分けたうえで勝つ必要があった。優勝を争うのは実質、勝点62で並ぶガンバ大阪と浦和にしぼられていたといえる。

 それも大方の見方はガンバ大阪が有利。最終戦の相手は今季3勝26敗4分という成績で早々にJ2降格が決まった徳島だったからだ。シーズン前半は降格圏に低迷していたものの後半戦に入ってからは勝ちまくり、首位まで上り詰めたガンバが力では当然上。浦和サポーターとしては徳島が頑張ってなんとか引き分けに持ち込んでもらい浦和が勝つ、というシナリオに望みを託していたわけだ。

 ところが事態はそんなシナリオ通りに推移する。徳島としてもホームの最終戦であり、相手が今一番勢いがあるガンバであっても、いやガンバだからこそ負けられないという意地があったのだろう。必死のプレーで失点を防ぐ。一方、ホームで名古屋と対戦する浦和は試合開始早々に先制。このリードを守り切れば優勝がつかめる展開になった。

 こうした紙一重の争いがあり得る最終節は、変な思惑が絡まないよう全試合が同時刻にキックオフされる。該当チームのサポーターはスマホなどで他会場の試合経過をにらみながら自チームを応援しているわけだ。前半終了時点で浦和サポーターは「このままなら優勝できる」と期待し、ガンバサポーターは「このままじゃ優勝できない」とハラハラしていたはずだ。

 しかし、後半に入るとこのシナリオは崩れた。終盤戦で浦和が見せるようになった試合終了間際で失点を重ねる悪癖がこの試合でも出て逆転負け。せっかく徳島がガンバと引き分けてくれ優勝のチャンスがやってきたというのに、浦和はそれを生かすことができなかったのだ。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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