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1枚のシートで経営を動かす
【第6回】 2015年3月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
宮田矢八郎 [産業能率大学経営学部教授]

経営改善をするための
1枚のシートがあります

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出版後の読者の反応を見ますと、『1枚のシートで経営を動かす』とはどのような意味か、という興味を持った読者が多かったようです。そこで今回は、その内容を簡単にご説明します。

「1枚のシート」を使って、
経営をどう動かすか

 「経営を動かす」とは「経営改善する」という意味です。わかりやすく言えば、赤字会社を黒字にすることです。それによって経営者と社員を幸福にし、地域経済を振興し、可能ならば日本経済の再生に貢献したい。そんな願いがあります。そんな経営支援の担い手を税理士業界と金融業界に期待して、そのための手法を税理士諸氏と金融マンに提供しようとしたわけです。

 余談ながら、通常のマネジメントを1枚のシートでやると受け止めた方のためには、部門別業績管理の手法があります。部門別の利益計画を月次で作り、その計画と実績を月次で突合し、計画を下回った部門の理由を確認し、しかるべき手を打つというものです。

 ところで、本のタイトルは「1枚のシート」となっていますが、厳密に言うなら実は2枚のシートです。(1)「コンサルティングシート」と(2)「財務・経営マトリックス(ヒントシート)」、これに「経営改善計画のシート」を加えても良いかもしれませんが、3番目の表はそれぞれの組織がオリジナルな帳票やシステムをお持ちでしょうから、(1)と(2)によってそこにつないでいけば良いわけです。タイトルではこのメインの(1)の表を「1枚のシート」と強調したわけです。

 2枚の表はこの連載の1回目に登場していますのでそれを見ていただくとして、今回は「動かし方」を説明します。

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宮田矢八郎 [産業能率大学経営学部教授]

 

1948年長崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、中小企業金融公庫(現・株式会社日本政策金融公庫)入庫。1999年産業能率大学教授。主な著書に『経営学100年の思想』『収益結晶化理論』『理念が独自性を生む』(以上、ダイヤモンド社)、『禅資本主義のかたち』(東洋経済新報社)、『コンサルティング会計』(PHP研究所)、『情報創出型金融』(金融財政事情研究会)などがある。

 


1枚のシートで経営を動かす

『1枚のシートで経営を動かす』著者で、産業能率大学経営学部教授の宮田矢八郎先生による経営、財務、金融などさまざまな分野の最新動向、トピックをわかりやすく紹介する連載です。

「1枚のシートで経営を動かす」

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