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岩崎剛幸「新店、ウォッチ!!」

ブルーボトルコーヒー1号店が、
青山ではなく清澄白河だった理由

岩崎剛幸 [船井総合研究所 上席コンサルタント]
【第21回】 2015年3月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
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2月にオープンした「ブルーボトルコーヒー 清澄白河ロースタリー&カフェ」
Photo by Takeyuki Iwasaki

いよいよ表参道に2号店を出店

 いよいよ3月7日にオープンする「ブルーボトルコーヒー青山カフェ」はブルーボトルコーヒーの日本進出2号店となります。表参道駅からすぐ、期間限定の商業施設・COMMUNE246も隣接しています。最高の立地にフードもより充実させ、席数は約70席。ブルーボトルコーヒー史上、最大規模のカフェとなり、オープン初日から大変な賑わいとなることでしょう。そして3号店は4月、代官山の新商業施設「ログロード代官山」に出店することが決定しています。

 さて、このブルーボトルコーヒーが1号店の出店立地として選んだ江東区・清澄白河は、今や“サードウェーブ”と呼ばれるコーヒー専門店の聖地とも呼ばれています。なぜ清澄白河なのか。サードウェーブコーヒーとは何か。清澄白河の街歩きから見えてきた新たな経営の潮流を探ります。

ブルーボトルコーヒーは
平日でも1時間待ちが続く

 「ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェ」は、2月6日にオープン。筆者は2週間後の平日午前中に訪れました。住宅街と倉庫、町工場などが立ち並ぶ一角にぽつんとありますが、その地味な佇まいとは裏腹に、店頭には長い行列ができていました。11時過ぎに並び、入店は12時過ぎ。警備の方に「1時間~1時間半待ちです」と言われた通りの待ち時間となりました(ちなみに豆だけの購入であればすぐに入店できます)。

 筆者は米ニューヨークのマンハッタンと、ブルックリンの同店を訪ねたことがありますが、やはり人気店で、地元でもお洒落な若者が足繁く通うコーヒー屋さんという印象でした。

 「ブルーボトルコーヒーのように、まだ何百店舗とチェーン化していないコーヒーショップは“サードウェーブ”と呼ばれていて、最近では大手のカフェチェーンより人気があるんですよ」と、ニューヨーク在住の友人が教えてくれました。サードウェーブとは、コーヒー文化の大きな“3つ目の波”という意味です。

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岩崎剛幸 [船井総合研究所 上席コンサルタント]

平成3年、株式会社船井総合研究所入社。現在、同社、上席コンサルタント。「戦略は思いに従う」を信条にファッションを専門分野として、現在では百貨店、アパレルメーカー、SPA専門店を中心としたアパレル、流通小売業のコンサルティングに従事している。現場支援と通算2,000回を超える講演活動により、情熱に満ち溢れた企業づくりにまい進している。テレビ出演、雑誌、新聞などへの執筆も数多く、コメンテーターとしての活動にも注目が集まっている。この数年のコンサルティングテーマは「永続するための企業ブランド戦略づくり」。社員が誇れる会社を作るためのコンサルティングに全力を注いでいる。
最新著の『超繁盛店のツボとコツがゼッタイにわかる本』や『コンサルタントの「お仕事」と「正体」がよーくわかる本ー本当のところどうなの? 本音がわかる! 仕事がわかる!』(共に秀和システム)などがある。

【関連サイト】「丸の内ではたらく情熱コンサルタントのブログ」


岩崎剛幸「新店、ウォッチ!!」

リニューアル店舗、新店、新業態などの新しい商業施設に、街歩き・店歩き歴21年の岩崎剛幸・船井総合研究所上席コンサルタントが取材して、レポートする。岩崎氏はファッション業界や百貨店業界を専門分野にしており、鋭い視点が持ち味。商圏に与える影響や店としてのオモシロさ、新しさ、消費市場の流行のタネなどを探していく。

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