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守るべきは社員の自尊心―自発的に動く社員を育てる7つの法則
【第1回】 2015年3月18日
著者・コラム紹介バックナンバー
柴田励司 [(株)Indigo Blue代表取締役社長]

動きすぎる社長が会社を潰す!

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知らず知らずに“動きすぎている”社長たち

 「事業がうまくいってない」「業績が伸びない」「資金繰りが厳しい」「人が育たない」など、会社はさまざまな問題を抱えています。その問題の根っこには往々にして“動きすぎてしまう社長自身の存在”があるのです。

 やっかいなのは、社長たちの動きすぎが「よかれ」と思ってなされたということです。

 社長であれば、当然「この会社を背負っているのは自分だ」という責任感や自負心を強く持っています。会社に対する責任感や自負心は、社長として必ず持っているべき重要な資質のひとつであることは間違いありません。

 しかし、ときにその責任感や自負心が強すぎるあまり、知らず知らずのうちにすべてに関与しようとしたり、自分一人ですべてのことを抱え込んでしまって、動きすぎてしまうことがあります。

動きすぎる社長の下では「ヒトが育たない」

 以前、全国の中小企業、ベンチャー企業の経営者が集う「ダイヤモンド経営者倶楽部」で講演をした際、会場にいらしていた経営者の方たちに「みなさんは、ご自分の時間をどのように使っていますか?」という質問をしてみました。

 すると、ほとんどの方から「戦略の策定や人材の育成に時間を使いたいと考えている」にもかかわらず、現実には「日々の業務を自ら率先垂範することに自分の時間の大部分を割いている」という答えが返ってきたのです。この答えから見えてくるのは、仕事のコアな部分のほとんどを社長自身が引き取り、やってしまっている、動きすぎる社長たちの姿です。

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柴田励司 [(株)Indigo Blue代表取締役社長]

1962年東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒業後、京王プラザホテル入社。在オランダ大使館に出向後、同社の人事改革に取り組む。1995年、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(現マーサージャパン)に入社。2000年、38歳で日本法人代表取締役に就任。その後、キャドセンター代表取締役社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役COOなどを歴任。2010年7月より「働く時間・学ぶ時間」をかけがえのないものにしたい、という思いのもと、経営コンサルティング事業と人材育成事業を柱とする(株)Indigo Blueを本格稼働。代表取締役社長を務めている。


守るべきは社員の自尊心―自発的に動く社員を育てる7つの法則

社長自らが動き回り、会社を引っ張っていく必要はない。何らかの理由で停滞している企業も、トップである社長が、部下との接し方、社長としてのあり方を少し変えることで、ふたたび活性化して、業績を回復させることができる。自らの失敗経験、多くのコンサル事例を踏まえ、自発的に動く社員を育てる7つの法則を説き明かす。

「守るべきは社員の自尊心―自発的に動く社員を育てる7つの法則」

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