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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

世代交代で淋しく去るベテラン社員の本音

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第134回】 2015年3月23日
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まもなく春本番。人事異動が大きく行われる会社も多いのでは?
Photo:promolink-Fotolia.com

 いよいよ春本番。人事異動の季節です。きっと驚くようなトピックスもたくさんでてくることでしょう。最近は、会社の次なる飛躍に向けて世代交代の色が濃い人事異動を行う会社が増えています。当然ながらベテラン社員にとっては、戦々恐々となる話です。

 ただ、世代交代はいつか必ず迎える問題です。では、ベテラン社員、若手社員はそれぞれ世代交代をどのように考えて日々の仕事に取り組むべきでしょうか?今回は、職場の世代交代についてみなさんと考えてみたいと思います。

サッカー日本代表、プロ野球…
スポーツ界でも課題の「世代交代」

 「就任時アルジェリアは(FIFAランク)52位だったが、3年ぐらいで17位にした。日本は53位だが、同じことができると確信している」

 そう断言したのは、サッカー日本代表の新監督に就任したバヒド・ハリルホジッチ氏。組織力を高める手腕に定評があり、どのような采配を目指すのか大いに注目されています。

 記者会見では選手に規律を厳守させ、ハードワークでチームへの献身を求めるとコメント。これまでも練習に遅刻した主力選手を容赦なくベンチ外に置くなど、選手に厳しく接してきたそう。選手を大人扱いしたアギーレ前監督時代とは雰囲気が変わりそうです。ただ、こうした厳しさこそ勤勉な日本人の持ち味を生かすことができそう、との声が大半で、これからの戦いぶりに注目したいものです。

 そんなハリルホジッチ体制でW杯ロシア大会を見据えて、大きな命題となりそうなのが世代交代。代表に定着し始めた武藤嘉紀選手や柴崎岳選手に続く、若手の積極的な登用とベテラン選手との入れ替えです。ただ、選手の世代交代ほど難しいものはありません。ベテラン選手には海外組も多く、「自分は若手に負けていない」という自負があります。それでも世代交代を進めたら…チームが崩壊する危機的な可能性も否定できません。

 これはサッカー日本代表だけの問題ではありません。Jリーグはもちろん、プロ野球チームでも世代交代の問題を抱えるチームはたくさんがあります。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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