人を動かすプレゼンターは
「仕様」を「体験」目線で言い換える

「容量」と「用量」、「280ミリリットル」と「10日分」「3ヵ月分」の違いは何かと言うと、前者は仕様的観点からの量を、後者は体験的観点からの量を表している点です。

なぜ体験を語るべきかというと、そのほうが相手を動かせる可能性が高まるからです。

「容量280ミリリットル」と言われて思い浮かぶのは、せいぜい「コップ1杯分」くらいのイメージでしょう。
しかし、これを「用量3ヵ月分」と言い換えると、「8月まで使えるなら、1本だけ買えばいいかな」とか「長い期間使えるから、友達の分も含めて3本買っておこう」という具体的なアクションを人間は連想します。

その結果、実際の購買行動にも結びつきやすくなるのです。

みなさんのプレゼントークは「仕様目線」になっていませんか?
もしそうなら、「体験目線」に言い換えてみましょう。