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評価が上がる!上司を味方にする技術
【第10回】 2010年4月15日
著者・コラム紹介バックナンバー
本間正人 [成人教育学博士]

媚びなくても成功する!
プライドの高い上司が気に入る部下の条件

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 前回は、「独裁型」である上司を持つにも関わらず、命令系統を無視するなどし、上司の怒りを増幅させてしまった部下の話を紹介しました。今回は対照的に「独裁型」の上司であっても、うまく立てることのできる部下のケースを紹介します。上司を立てられる部下は、立てられない部下と何が違っているのでしょうか。

上司の性格やプライドを尊重できる部下

 あるプロジェクトメンバーの1人である阿部さんは、最近になって製品の仕様が変更になったことについて、計画の一部見直し案を作成しています。しかし考えがなかなかまとめらないため、星野部長代理に相談することにしました。


阿部「部代(部長代理)、今ちょっといいですか?」

星野「阿部くんか。なんだい?」

阿部「プロジェクトの件で、ちょっと迷っていまして、部代のご指導をいただきたいと思いまして……」

星野「今はあまり時間がないんだが……、しかたないなぁ、わかったよ」

阿部「ありがとうございます。わずかな時間でも助かります」

星野「でも、あいかわらず君はニコニコしているな。迷っているようには見えないぞ」

阿部「そうですか? 笑っているつもりはないんですが、そう見えるみたいで……。すみません」

星野「いや、いいんだ。職場の雰囲気づくりにも貢献しているのかもしれないからな。それで、迷っているというのは?」

阿部「はい。ご承知のとおり、当初予定されていた製品と仕様が変わって、B社のほうから価格を下げるように言われているんですけれども、私なりに提案を3パターンつくってみたんです」

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本間正人 [成人教育学博士]

1959年東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒業後、松下政経塾で松下幸之助の経営哲学を学ぶ。卒塾後、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学博士、 Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局日本室長、松下政経塾研究部門責任者などを歴任し、現在、NPO法人学習学協会代表理事、帝塚山学院大学客員教授、NPOハロードリーム実行委員会理事などをつとめる。企業や地方自治体の管理職研修を担当しつつ、教育学に代わる「学習学」の構築を目指して、研究・講演活動を展開している。主なテーマは、コーチングの他、キャプテンシップ(プレーヤーとしてのリーダーシップ)、個人と組織の学習、戦略プランニング、創造力開発、学習スタイルなど多岐にわたる。NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」の講師などを歴任。コーチングやポジティブ組織開発、ほめ言葉などの著書多数。
ホームページ「らーのろじー株式会社」


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