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社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭

誰もが勘違いしている、福山雅治が結婚したホントの理由とは?

竹井善昭 [ソーシャルビジネス・プランナー&CSRコンサルタント/株式会社ソーシャルプランニング代表]
【第142回】 2015年10月6日
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 福山雅治の結婚は多くの女性にとって本当に大きな衝撃だったようだ。翌日から「会社、休みます」の声がネットに溢れていたが、とある情報番組でも歌手で俳優の梅沢富美男が「ウチの事務所は女子スタッフが2人しかいないのに、福山の結婚報道の翌日、2人とも仕事を休んでしまった」と語っていた。

 梅沢富美男といえば「下町の玉三郎」と呼ばれ、多くの女性ファンを持つスターだが、そんな人物と一緒に働いている女性にとっても、福山雅治の結婚報道は大きなショックだったようだ。

 ショックを受けたのは女性だけではない。とある40代独身男性は「彼は仲間だと思っていたのに」とSNSで嘆いていた。福山の結婚でショックを受けたのは女性よりむしろ独身男性という説もあり、さもありなんというエピソードだ。

マスコミが伝える
「画一的な女性像」への違和感

 さて、今回の福山雅治や、昨年の西島秀俊やロンブー淳のように、金も地位も名声もあり、女性にもモテモテなのに30代後半になっても40代になっても結婚しなさそうな難攻不落男が結婚すると、「相手の女性はどんな人?」「どうやって彼を落とした?」という点に世間の注目が集まるのは当然だ。

 こういう場合、マスコミが伝える「相手の女性像」はおおむね画一的で、「控えめでけっして出しゃばらず、非常に気が利く。料理が上手くて家事全般を完璧にこなし、男のわがままも許容してくれる女性」といったイメージだ。つまり、「古き良き理想の女性像」である。

 西島秀俊や田村淳などの難攻不落男と結婚した女性が、実際にはどのような女性なのか知る由もないが、福山雅治のお相手の吹石一恵に関しても、マスコミはこぞって吹石一恵がいかに「感じがいい」女性なのかを伝える。

 たとえば、バナナマンの日村勇紀がラジオ番組でこのように語っている。

「(吹石一恵とはバラエティ番組で一緒したことがあるが)凄いなんか優しいというか、雰囲気が良いというか。(中略)なんか、笑ってくれたり、当たり前にそういうことやってくれて」

 つまり、いかに吹石一恵が男を「気持ちよくさせてくれる」女性なのかを語っているわけだ。実際に、吹石一恵という女性はそんな女性なのかもしれないし、芸能マスコミがいまの段階で福山雅治の新妻をこき下ろすようなことはするはずもないので、持ち上げる話しかできないというマスコミ的な事情もある。

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竹井善昭 [ソーシャルビジネス・プランナー&CSRコンサルタント/株式会社ソーシャルプランニング代表]

マーケティング・コンサルタントとしてクルマ、家電、パソコン、飲料、食品などあらゆる業種のトップ企業にて商品開発、業態開発を行なう。近年は領域を社会貢献に特化し、CSRコンサルタント、社会貢献ビジネスの開発プランナーとして活動。多くの企業にてCSR戦略、NGOのコミュニケーション戦略の構築を行なう。「日本を社会貢献でメシが食える社会にする」ことがミッションに、全国各地で講演活動を行なう。ソーシャル系ビジネスコンテストや各種財団の助成金などの審査員多数。また、「日本の女子力が世界を変える」をテーマに、世界の女性、少女をエンパワーメントするための団体「ガール・パワー(一般社団法人日本女子力推進事業団)」を、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美氏、日本キッズコーチング協会理事長の竹内エリカ氏らと共に設立。著書に『社会貢献でメシを食う。』『ジャパニーズスピリッツの開国力』(いずれもダイヤモンド社)がある。

株式会社ソーシャルプランニング
☆竹井氏ブログ 社会貢献でメシを食う〝REAL(リアル)〟
☆Twitterアカウント:takeiyoshiaki


社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭

CSRやコーズマーケティングをはじめ、「社会貢献」というテーマがポピュラーとなったいま、「社会貢献のセカンドウェーブ」が来ている。新たなサービスやプロジェクトのみならず、新たな主役たちも登場し始めた。当連載では話題の事例を取り上げながら、社会貢献的視点で世の中のトレンドを紹介していく。
*当連載は、人気連載『社会貢献を買う人たち』のリニューアル版として、2014年1月より連載名を変更しました。

「社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭」

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