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絶対内定
【第29回】 2015年10月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
熊谷智宏 [我究館館長]

17年卒に告ぐ!売り手市場でも内定ゼロ!?
就活で失敗しないために、今すべき選考対策

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10月の内定式が終わると、慌ただしく外資系から選考が開始する。大学3年生の中にはインターンに参加している学生も多いが、企業によっては、このインターンが「選考の場」になっている。そう、いつの間にか2017年卒の就職活動はスタートしているのだ。
一方、売り手市場で好調だったはずの16卒で、すでに「就職留年」を決めている学生もいる。いったい彼らに何が起こったのか。16卒の就活状況を振り返りつつ、17卒が今からやっておくべきことを、キャリア支援スクール「我究館」の熊谷館長にうかがった。

売り手市場といわれた16年卒の就活。なのに内定ゼロ、就職留年を決めた「優秀な学生」がいるのはなぜか? Photo:milatas-Fotolia.com

売り手市場でも内定ゼロの、優秀な学生たち

 「就職留年をしようと考えています」
  このような相談にくる学生が、後を絶たない。
  しかも、昨年の倍以上いる。
  売り手市場といわれているはずなのに、なぜだろうか?

 ちなみに、「就職留年」とは、就職活動で満足のいく結果を出せなかった大学(主に大学4年生)が、翌年も新卒採用の選考を受けるために留年することをいう。意図的に単位を落としたり、卒論を提出しなかったりすることで、学生自身で、あえて「就職留年」という選択をする。

 「就職留年するような人は、よっぽどダメなヤツだろう」と思うかもしれないが、実はそうではない。それどころか、「なんでこの人が落ちたのか」と思うような、魅力的な学生が相談にくる。人柄、経験、スペックも申し分ない。例えば都内の有名私大に通う、サークルやゼミの幹部、友人も多いタイプの学生。どこの企業も欲しがりそうな人材だ。そんな彼らでも失敗する。
そこにはある共通点があった。

  優秀がゆえに、「動き方を間違えた」のだ。

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熊谷智宏(くまがい・ともひろ) [我究館館長]

我究館館長。横浜国立大学を卒業後、(株)リクルートに入社。2009年、(株)ジャパンビジネスラボに参画。
現在までに2500人を超える大学生や社会人のキャリアデザイン、就職や転職、キャリアチェンジのサポートをしてきた。
難関企業への就・転職の成功だけなく、MBA留学、医学部編入、起業、資格取得のサポートなど、幅広い領域の支援で圧倒的な実績を出している。また、国内外の大学での講演や、執筆活動も積極的に行っている。
著書に『絶対内定2016』シリーズがある。

【キャリアデザインスクール・我究館】http://www.gakyukan.net/
心から納得のいくキャリアの描き方と実現をサポートする就職・転職コーチングスクール。1992年の創立以来、20年以上にわたり全業界に7200名の人材を輩出。
日本を代表するコーチ陣が、就職、転職、ロースクールや医学部進学、MBA留学、資格取得等、次の成長機会を模索し、その実現に悩む人々をバックアップしている。


絶対内定

1994年の創刊から20年以上のロングセラー、現在も大学生協売上1位を誇る『絶対内定』シリーズ。今では当たり前の「自己分析」の考えを、就活にはじめて取り入れたのが本書で、先輩やOB・OGのみならず、企業の人事・採用担当者にも支持されている。
連載では、『絶対内定』シリーズの執筆陣による、就活において大切な考え方や手法、最新就活事情などをお届けする。

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