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転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

ホームページに書いてあることを
面接で質問すると落ちる

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第25回】 2015年11月2日
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事前にホームページを読んでいるかが
当落の判断基準になる

あなたは面接に臨む際、きちんと企業のホームページを見てきていますか?

 採用面接に携わっていて驚かされることの一つに、これから面接を受ける会社のホームページをちゃんと読んでこない候補者の多さがあります。

 採用面接に限らず顧客や取引先などを訪問するとき、事前にその会社のホームページを読んでおくことはいまやビジネスの常識です。大会社のホームページなどは情報量が膨大なのですべて読むのは困難で、詳細な内容までおぼえていく必要はありませんが、どんな事業をやっている会社で、どんな歴史や特徴があり、経営者はどんな考えを持って事業に取り組んでいるのかといった基本事項は頭に入れておくべきでしょう。

 ビジネスでホームページに目を通しておくのは商談や打ち合わせを充実させ、よりよい成果をもたらすための準備であり、相手に対するエチケットという側面もあります。基本的な事項を押さえるだけなら時間もそれほどかかりません。何よりその会社に入社したいという気持ちがあるなら、どんな会社かを深く知るための情報収集は欠かせません。

 ところが現実には、トップページに大きく書いてあることすらインプットされていない応募者が意外といるのです。それは話していればわかります。会社案内のページに大きく書いてあるような内容を質問されると、面接している側は内心がっかりします。

 そうした候補者に「当社のホームページはご覧になりましたか?」と尋ねると、「ちょっと見ました」という答えが返ってくることが多いのですが、本当はまったく見ていないのではないか、と思わせられるレベルで何も知らなかったりします。

 ホームページを事前に読んでくるかどうかは、採用か否かを判断する材料の一つになります。面接という重要な場面に最低限必要な準備を怠る人は、仕事においても高い確率で用意不周到だからです。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

35歳以上の転職がもはや当たり前の時代になり、これからはより多くの人が転職を意識することになる。しかしそのときに「転職の作法」を全く知らないがために、失敗し続けてしまっては本末転倒だ。この連載では、失敗した人を具体的な事例として出しながら、何が悪かったのか2万人を見てきた転職コンサルタント丸山貴宏の視点で一刀両断。成功へと導く手助けをします。

「転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏」

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