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転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

面接官がガッカリする転職希望者の「逆質問」

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第23回】 2015年10月5日
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面接官が「この人はダメ」と思う
候補者の質問&応答

「何か質問はありますか?」と尋ねられた時、あなたはなんと質問していますか?

 面接で面接官が知りたいことを一通り候補者に聞いた後は、候補者からの質問を受けて面接官が返答する場になります。この場においてせっかく質問をきっかけに面接官が熱く語り始めたのに、結果として肩透かしされて話が終わってしまうときがあります。

 「御社の事業方針にはこんな内容が書かれていますが、具体的にはどういう意味でしょうか」

 こうした質問を受け、面接官がよくぞ聞いてくれましたと身を乗り出して「それはこういう意味で、背景には当社のこんな歴史があります」と答えたとします。面接官が身を乗り出すのはその会社や面接官が重要と考えているポイントを候補者が突いたからですが、問題はその後の受け答えです。

 「ええと、御社の始業時間は何時からですか」

 あれ、かなり重要な話をしたつもりだったのに聞き流されてしまった。何か共感の言葉や追加の質問、意見はないのかな……。

 こんな風に会話にならず終わってしまい、面接官がガクッとさせられることがよくあるのです。

 そういうやり取りが続くと「この人は表面的な言葉を聞いているだけで我々の会社にあまり興味はないし、理解もしていない」と面接官は考えます。本当に興味があることなら質問への返答を聞き流さず、自分の感想や追加で聞きたい内容はいっぱい出てくるはずだからです。

 相手に質問をして、答えを聞き、その内容が重要なものならさらに打ち返さなければいけません。それを面接官は期待していますし、表面的な言葉しか聞いていない候補者の質問に答えるのは途中から嫌になってくるものです。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

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