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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

部下が全員参加したくなる、一流の人の「忘年会」

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第17回】 2015年11月24日
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あなたの職場の忘年会、みんな積極的に参加していますか?嫌々参加している人が少なくないのでは?

 師走が近づく頃になると、忘年会や慰労会、クリスマスパーティなどの企画を任される人もいるでしょう。

 最近、「忘年会」の開催の案内をだしても、部下が乗り気ではなく、参加してくれないという悩みがあると、上司の方々から聞くようになりました。

 中には、部下から「忘年会の目的は何ですか?」「忘年会に参加するのは、仕事なのでしょうか?」と質問され、どのように対応していいのかわからない、とおっしゃる方もいらっしゃいます。

 上司側は、「自分が若手社員の時は、つべこべ言わず、誘われた忘年会にはすべて参加していたのに、最近の若者は…」と納得できず、一方、部下側は、「会社での付き合いを、プライベートの時間にまで持ち込みたくない。個人の時間を何よりも大切にしたい」と思っているようです。

 これでは、なかなかうまくいきません。

 部下は忘年会に参加するのが当たり前、そう思っていませんか?

 部下が忘年会に参加したくないと思う理由を深く考えたことはありますか?

 お互いが歩み寄ることで妥協案を見つけられるといいですが、意見の違いにより平行線をたどるようであれば、経験値の高い「上司」の方が、「部下」の視点に立ち、一度立ち止まり考えてみてあげることが必要なのかもしれません。

一流の上司は忘年会を
“ただの飲み会”にしない

 私が秘書として働いていた時に、外国人上司から、こんなことを質問されたことがあります。

上司:「日本人は、12月に入ると途端に忙しくなるようだ。毎日のようにパーティがあるようだが、いったいどんな会?」

私:「忘年会です」

上司:「忘年会?」

私:「はい、年を忘れる会と書いて忘年会と言います」

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

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