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「ピクト図解」で有望株を見抜け!

クックパッドの“儲ける仕組み”をピクト図解してみると…

板橋 悟
【第1回】 2010年6月2日
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 最近、知人の女性たちに「どんなWebサイトを利用しているか」と尋ねてみると、よく名前を聞くのがクックパッド。私は男性なのであまりなじみがなかったのですが、みなさんは利用したことがあるでしょうか?

 私が「そういえば……」と思い当たったのは、クックパッドが2009年7月に東証マザーズへ上場し、話題を集めていたこと。身近なところでこれだけユーザーの支持を集めているとなると、俄然、興味がわいてきます。

 これから5回にわたり、「ピクト図解」を使ってビジネスモデルを見える化し、投資で銘柄選択する際の着眼点を増やす方法をご紹介していきます。トップバッターはクックパッド社に注目してみましょう。

企業分析で大切な視点とは?

 ところで、株式投資をする場合はどんな情報をもとに投資する企業を選ぶべきなのでしょうか? 株価チャートを見て、テクニカル分析を行うという人もいるでしょう。決算書をチェックし、業績に対して株価が割高でないかどうかファンダメンタルズ分析を行う方も多いのではないかと思います。

 しかし投資対象として企業を見る際、もうひとつ忘れてはならない大切な視点があります。それは、「その企業が優れたビジネスモデルを持っているかどうか」ということです。

 決算書は一時点の企業業績しか表しません。一時、決算の数字がどんなに良くても、今後も継続して利益を上げられるビジネスモデルを持っていなければ有望な投資対象になりえないことは明らかです。

 「ビジネスモデルを理解する」というと難しく聞こえるかもしれませんが、ここで活躍するのが、私が提唱している「ピクト図解」という手法です。シンプルなシンボル記号(ピクトグラム)を使い、ビジネスの骨格となる「誰が(Who)」「誰に(Whom)」「何を(What)」「いくらで(How much)」という要素に着目して図を描くことで、「ビジネスモデル=“儲ける仕組み”」をシンプルに理解できるビジュアル思考法です。

 一度ルールを押さえれば、株式投資だけでなくビジネスのアイデア発想など様々な場面で応用できますから、ぜひ「解説:ピクト図解とは何か?」のページもあわせてご覧ください。

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ビジネスモデルを見える化する ピクト図解

ユニクロのフリースも、iPodも、『ドラクエ9』も、ヒットの秘訣は「儲けるしくみ」にあった!ビジネスの基本要素である「誰が」「誰に」「何を」「いくらで」の4要素に注目し、シンプルなシンボル記号を使ってビジネスモデルを絵で解読。さらにその絵をアイデア発想にも応用できる、画期的なビジュアル思考トレーニング。板橋悟・著 1575円(税込)

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板橋 悟

1963年東京都向島生まれ。東京工業大学理学部物理学科卒後、リクルートに入社。マサチューセッツ工科大学(MIT)留学、メディアファクトリー出向を経て2003年に独立。現在はエクスアールコンサルティング株式会社代表取締役・CEO、エデュテインメント・ラボ代表を務める。著書に『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』(日本経済新聞出版社)がある。
【ピクト図解公式サイト】http://3w1h.jp/


「ピクト図解」で有望株を見抜け!

マネックス・ユニバーシティとの連動企画。『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』の著者・板橋悟氏が、いま注目の企業5社のビジネスモデルの要点を「ピクト図解」を使って解説。さらにマネックス・ユニバーシティ社長の内藤忍氏とともに企業分析を行います。

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