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変わり続ける
【第4回】 2016年1月5日
著者・コラム紹介バックナンバー
出井伸之 [クオンタムリープ株式会社代表取締役ファウンダー&CEO]

リポジションを成功させるために必要な4つの要素

リポジションとは、自分が置かれている環境を、意識的に変えることだが、そのためには4つの要素が必要だという。4つの要素とは何か。書籍『変わり続ける―人生のリポジショニング戦略』の著者である出井伸之氏に聞いた。(まとめ/編集部)

変化に欠かせない4つの要素

 78歳の今も、忙しいながらも充実した毎日を送れているのは、人生の中で、何度も「リポジション」をしてきたからである。リポジションは常にわくわく、若々しい気持ちを保つことができ、人生をより楽しいものにしてくれる。
 そんなリポジションには、次の4つの要素が必要だ。

4つの要素をうまく「リポジション」に活用しよう。
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1.飛び出す勇気

自分から「やりたい」といって、自ら手を上げる。そして、意識的に「動く」。
自分から飛び出していかなければ、何も変わらない。大きな変化の渦に身を置くことも含め、まずは自分から小さな一歩を踏み出すことだ。

2.仕事上の経験
経験には、成功のみならず「失敗」も含まれる。無目的にやるのではなく、期限や目標を設定し、意識的・意図的に経験を積むことが肝心だ。

3.他者との比較
オンリーワンの存在になるためには、他の人が持っているもの、他の人たちの強みを知ることが重要だ。比較というとアレルギー反応を示す人もいるが、優劣をつけたり、評価をすることではない。他者と自分の「差分」を客観的に見て、自分や相手に足りないものを見つけ出すための比較である。

4.自分の強み
今いる場所、もしくはこれからの時代、必要とされる人材になるためには、何を身につければいいか、棚卸しする。3と同様に、客観的に自分を分析するのだ。

 これら4つを持って、戦略的にリポジションしよう。仕事のみならず人生においても、この考え方は役に立つと思う。

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出井伸之(いでい・のぶゆき) [クオンタムリープ株式会社代表取締役ファウンダー&CEO]

 

1937年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。60年、ソニー入社。外国部に配属。2度のスイス赴任の後、68年にフランス赴任、ソニーフランス設立に従事。オーディオ事業本部長、89年取締役を経て、95年から2005年まで社長、会長兼グループCEO。エレクトロニクス、ゲーム、音楽、映画、保険、金融等の事業領域を持つグローバル企業へと成長したソニーを変革する。06年、クオンタムリープ設立、ファウンダー&CEOに就任。12年、NPO法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブ設立。アクセンチュアのアドバイザリーボード、百度の社外取締役、フリービットの社外取締役なども務めている。多彩な趣味でも知られ、ゴルフ、オペラ、ワインなどを嗜む。近著に『日本進化論』。


変わり続ける

企業の寿命は30年、一方ビジネスパーソンの仕事人生は50年以上といわれる。もはや会社に頼れない今、いくつになっても「個」として活躍し、楽しく「一生働ける生き方」のコツを、70代後半の現在もグローバル企業の経営に携わる元SONY会長の出井伸之が語る。

「変わり続ける」

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